高橋進学長は、アルフレッド・アドラーの残した言葉を引用され、「『判断に迷ったら、より多くの人間に貢献できる方を選べばいい。自分よりも仲間たち、仲間たちより社会全体。この判断基準で大きく間違うことはまずないだろう。全ての責任は自分にある』のとおり、皆さんは大東文化大学で、友人や教職員の方々との触れ合いの中で、この言葉とおりの4年間を過ごしてきたに違いありません。皆さんの友、そして学び舎である大東文化大学は、皆さんの傍らに何が起ころうとも微動だにせず存在し、皆さんを応援する存在として今後、『大東のこころ』の襷を確実に次の世代、次の百年へ繋いでまいります」とあいさつした。
2010/2019卒業式
2023.06.05
100周年記念事業「卒業生のつどい」を実施しました
100周年記念事業「卒業生のつどい」を6月3日、東松山キャンパスで実施し、116名の卒業生・修了生が出席しました。2011年3月卒業生は東日本大震災で、2020年3月卒業生は新型コロナウイルスの影響で、やむをえず学位記授与式の開催を見送りましたが、このたび100周年記念事業として学位記授与式に代えて実施しました。

卒業生を代表して3人があいさつしました。
◆ニラウラ ディサン さん (2010年度外国語学部日本語学科卒業)
たくさんの活動に参加する機会を得て有意義な4年間で、勉強以外も充実していました。どんなことでも前向きに楽しむことを心がけて取り組めば、行く行くは自分にとってプラスになることを信じて4年間を過ごした。現在もこの信念を曲げずに取り組んでいると近況を語ってくれました。
◆小林 昌平さん (2019年度法学部法律学科卒業)
社会において正義を追求する一員となるため、法律の専門家として司法試験の合格を目指しています。挑戦を続ける理由は、ただ私自身の目標を実現したいという気持ちには留まりません。目標は、目標に向けて挫折を経験しても、乗り越えることができると、現在大東文化大学で学んでいる学生の皆さんはもちろん、今後入学を考えている全ての受験生に勇気を与えられる存在になりたいからですと抱負を誓われました。
全文を読む(
165KB)
◆浦部 敬太さん (2019年度国際関係学部国際関係学科卒業)
小学校教員をされている浦部さんは、かつて担当したクラスでの事例を挙げながら、「異文化理解」「多文化共生」という国際関係学部で学んだことを生かした課題解決に向けた取り組みを紹介し、4年間の学びが現在の教員感に繋がっています。大東の心は私自身にも流れています。この心を胸に頑張っていきたい。
-
ニラウラ ディサンさん
-
小林 昌平さん
-
浦部 敬太さん
その後、当日来場が叶わなかった3人の卒業生紹介動画を放映し閉式した。
・山田和基さん(2010年度日本文学科卒/2020年第34回「福田正夫賞」受賞)
・五十嵐敦さん(2010年度現代経済学科卒/2019年世界相撲選手権大会優勝)
・八尾陽夏さん(2019年度スポーツ科学科卒/東京2020パラリンピック競技大会パラローイング出場)
なお、当日来場された卒業生・修了生には、当時の学長である太田政男名誉教授(2010年度)ならびに、門脇廣文名誉教授(2019年度)からのお手紙を渡しました。
司会・進行は、小野美希さん(フリーアナウンサー/本学法学部政治学科卒)です。
いつでも学び舎へ、気軽に遊びに来てください。
大東文化大学2010、2019年度卒業式プロジェクトチーム一同