開館17周年記念企画
ビアトリクス・ポターTM資料館 クリスマス特別企画展
～ビアトリクス・ポターTMとイギリスのクリスマス～
期間：2023年11月21日（火）～12月24日（日）
場所：ビアトリクス・ポター資料館
さらにクリスマス特別展ではビアトリクス・ポターが描いたグリーティングカードが展示されており、イギリスの伝統的なクリスマスも感じることができます!!!
学生取材企画
2023.12.22
大東文化大学のビアトリクス・ポター™研究に迫る！！
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こんにちは！学生取材企画B班です！今回私たちは創立100周年記念事業の一環であるビアトリクス・ポター資料館所蔵 特別展「ピーターラビット™と仲間たち」について取材をしています！今回は第二弾！
ビアトリクス・ポター資料館担当職員の佐藤 圭悟さんに様々な裏話を伺ってきました！特別展のこだわりや資料館や図書館にはどれだけ貴重な品が所蔵されているのかなど、これを読めば大東文化大学がビアトリクス・ポター研究のパイオニアと呼ばれる所以がわかるかもしれません!!!
最後には佐藤さんからの豆知識もありますのでぜひお読みください。
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取材する様子
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特別展の図録を手に説明してくれる佐藤さん
―今回の特別展に出している作品の中で入手が困難だった作品は何でしたか？
『Our Dear Relations』挿絵作家時代の作品です。現存が確認されているのは世界に6部のみで、ビアトリクス・ポター資料館設立時の2006年に一度売りに出ましたがすぐに購入されてしまい、次に出てきたのが2018年で、その時にようやく入手した作品です。
―全国の企画展と今回の特別展の違う点は何ですか？
今回の特別展で展示した作品はすべて大東文化大学やビアトリクス・ポター資料館が所蔵しています。他の企画展では他館から資料を借りて展示したりしますが、今回の特別展では全て大学所蔵の作品を展示しました。
―それはすごいですね。 大東文化大学には何点のピーターラビット™に関する作品が所蔵されているのですか？
資料館に所蔵されているのが150点、大学の図書館に保管されているものが約600点です。 今回の特別展ではそのうち138点の作品を展示しました。
―今回の展示会はなぜ丸善 丸の内本店 4Fギャラリーで開いたのですか？
もともと作品購入などでお世話になっていたということもありましたが、創立100周年記念ということもあり、特別展をするなら日本の中心が良いと思い、東京駅から徒歩１分の丸善 丸の内本店4Fギャラリーにて行うこととなりました。
―特別展のターゲット層は？
日本でピーターラビット™の公式翻訳本が出たのが1971年、この世代の方に来てもらいたいのもありましたが、今までピーターラビットに触れてこなかった世代の方にも是非ご覧いただきたいと思っていました。
―結果はどうでしたか？
仕事終わりとみられるスーツを着た方や若い方など、幅広い層にご来場いただきました。また、「大東文化大学は中国文学や書道、スポーツだけかと思っていたが英米文学にもこんなに力を入れていたとは知らなかった」などの声をいただくことが多く、本学がビアトリクス・ポターの研究をしてきたことが認知していただけてうれしかったです。
―最後に、まだ手に入れていないビアトリクス・ポター関連のもので入手したいものは何ですか？
ビアトリクス・ポターの作品の中には表紙が厚紙でできた厚紙装丁版と布でできた布装丁版の2種類で出版されているものがあります。布地版はデラックス版と呼ばれており、当館ではまだ全て揃っていませんので、揃えたいと思っています。
最後に佐藤さんから豆知識と、お知らせです。
貴重な資料は今まで白手袋で触るのがベターとされてきたと思いますが、繊維が立ちやすいために貴重な品物を傷つけてしまったり、ツルツル滑りやすいので落としてしまったり、それを防ぐために指先に力が入って破損するといったことにもつながりますので、美術品を取り扱う際には爪を整えて手をよく洗い、素手で行うことをお勧めします。とのことでした。
ビアトリクス・ポター資料館からお知らせです！
現在以下の内容でクリスマス特別企画展を開催しています。
- ビアトリクス・ポター資料館
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住所：〒355-0065 埼玉県東松山市岩殿554（埼玉県こども動物自然公園内）
入場料：
動物園の入園料：おとな（高校生以上）700円 こども（小・中学生）200円
資料館入館料：おとな（高校生以上）200円 こども（小・中学生）100円
休館日：月曜日（埼玉こども動物自然公園に準ずる）大東文化大学ビアトリクス・ポター™資料館 https://www.daito.ac.jp/potter/
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