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国際関係学科国際文化学科

「国際関係学部の学びと就職」―第1回キャリア講演会が開催されました。

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 6月20日、60周年記念講堂において、チュートリアルの合同授業として、キャリア講演会が開催されました。教務委員長の松本弘教授の挨拶に続き、東松山キャリア支援課の福田凌子氏に「国際関係学部の学びと就職」というテーマでお話いただきました。

 「就職活動の際に絶対に聞かれる質問は何でしょうか?」-「学業で力を注いだこと」「学業以外で力を注いだこと」「自己PR」の3つは「就活三大質問」。どの大学を出ても就活では必ず聞かれる質問です。

 「国際関係学部は、何を学ぶ学部なのですか?」-国際関係学部は全国に8つしか存在せず、まだまだレアな学部ですから、なぜ国際なのか?をしっかりと自覚することも大事です。

 国際関係学部の「売り」の一つに語学力がありますね。履歴書に「資格」を記すだけではアピールできません。就職活動は、初対面の人に自分を理解してもらう難行です。例えば「インドネシア語でケンカができるくらいの語学力がある」と主張するのであれば、実際にインドネシア語でケンカした経験を話せる必要があるわけです。「実際に自分が体験したこと・経験したこと」こそが説得力を高める「根拠」となります。

 「韓国のアイドルが好きで韓国語を選択。手紙を書いたり、韓国でのイベントに参加している・・・」これは履歴書にかけますよと福田氏。

  国際関係学部の就職状況も詳しく説明されました。国際関係学部は『大学ランキング2018』の「就職率の高い学部ランキング・国際系学部」で全国23位にランクインしています。

 最後に、福田氏は「学生時代に考えて欲しいこと」をこんなふうに語りかけ、講話を締め括りました。

 

 「あなたが、どう考えたのか」

 「あなたが、どんな行動をしたのか」

 「あたたの、どんな成長があったのか」

 

学生からの質問

 キャリア講演会では、リアルタイムで、DBポータルを利用して、質問ができます。聴講した学生からはさまざまな質問が寄せられました。

 

◆外国人留学生は就職の準備のために何をすればいいですか。

◆就職する際に、国際関係学部の学生として1番強みになることはなんですか。

◆部活動は好成績を残していないとアピールポイントにならないですか。

◆平均1人あたりどれ位の数の企業に面接に行くのですか。

◆どんな職業に就きたいかわからない。

◆言語を生かした仕事をしたいと考えていますが、一年生からでも参加できるインターンシップはありますか。

◆就職活動に必要な情報はどうやって集めていましたか。

◆就職活動で、1番大事なことはなんですか。

◆就職するときなにが1番楽しかったですか。

◆何か新しい行動をする時リスクを考えてしまうのですが、それは気にしない方がいいのでしょうか。

◆卒業後は地元に戻って公務員になりたいのですが、それでも言語は就職で強みになりますか。

◆就活中、学歴差を感じた場面はありますか。

◆1年生のうちにしておいた方がいい活動はありますか?

◆この学部からこの職種は無理、というのは文系ではあまり聞きませんが、国際関係学部からこの職種は無理という職業はありますか。

◆中国語をとっているのですが、どの程度話せるとよいですか。

◆現地研修でやっておいた方がよいことがあれば教えてください。

◆旅行会社は就職しづらいと言われているが実際はどうなのか。

◆サークルに入っていた方が就職に有利ですか。

◆選択している言語とは違う国のボランティアをしても履歴書や面接に使えますか。

◆大企業、有名企業に就職できる可能性はあるのでしょうか。

◆面接で緊張しないためにはどうしたらいいですか。

 

 「ディプロマポリシーに基づく4年間を通じた体系的なキャリア教育」の第一弾となる前期のキャリア講演会も、今年で4年目。2014年度の聴講者は、今、まさに就職活動の真只中で奮闘しています。