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国際関係学科国際文化学科

「第9回『東西文化の融合』国際シンポジウム」で、アジア地域研究科と国際関係学部の企画セッションが行われました。

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 11月5日(日)、大東文化会館にて、本学大学院外国語学研究科日本言語文化学専攻主催の第9回「東西文化の融合」国際シンポジウムが開催されました。本学の学生・教員・国内外の研究者・芸能専門家が集い、多岐にわたる内容の研究報告や実演が行われました。

 本学部企画のセッションは「グローバル時代における異文化の接触と価値観の揺らぎ」と題し、飯國有佳子准教授の司会のもと、小尾淳先生、須永恵美子先生、齋藤俊輔先生(外国語学部英語学科)が発表を行いました。それぞれインドの宗教歌謡・パキスタンのファッション産業・日本における多文化共生といった異なる切り口から現代の文化変容を捉え、フィールドワークに基づいた知見を報告しました。

 午後のシンポジウムの最後のセッション「異類・妖怪と芸能の東西―アジアの信仰と芸能―」では井上貴子教授がヴィシュヌ神の十化身について講演を行い、インド舞踊家の野火杏子氏、井上教授(歌・小型シンバル)、荒井俊也氏(両面太鼓ムリダンガム)、竹原幸一氏(口琴・カンジーラ)の4名による「南インド古典舞踊:バラタナーティヤム『ヴィシュヌ神の十化身』」が上演されました。舞台上で繰り広げられる壮大なインド神話の世界に会場は引き込まれ、コメンテーターの先生方から称賛の言葉が送られました。