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国際関係学部からのお知らせ

2014年03月04日

2013年度現地研修-イラン

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2013年度のイラン現地研修は、09月19日(木)から10月13日(金)までの25日間、イスファハン大学での2週間の語学研修と1週間ほどの国内旅行をいれ、10名の学生(女子6名、男子4名)が参加しておこなわれた。イスファハン大学での研修は2011年度に続いて2回目である。昨年度の2012年度は、参加者が定員に満たず中止になった経緯がある。今回は、2年生・3年生合同で実施することができた。 

イラン国内では、夏の大統領選挙で対外強硬派のアフマドネジャード氏から保守穏健派のロウハーニー師にかわり、市民は新しい大統領を歓迎していた。市民にとっては、経済制裁による物価高、失業などによる不安定な経済状況から抜け出すことが最大の願いであった。 このような状況下、われわれは、9月新学期のイスファハン大学での語学研修をはじめた。新内閣下で高等科学教育相はきまっておらず、テヘランで誰が教育行政のトップになるか、その動向にイスファハン大学の学長、所長など大学幹部たちは落ちつきのない様子であった。

大学キャンパスは広く、宿舎のゲストハウスは快適であった。また、ペルシア語授業は4人の女性教員が交代で教え、大学主催の市内ツア-にも教師がガイドしてくれた。教育環境は良好であった。また、前回(2011年度)の現地研修に参加し、現在、イスファハン大学に留学中の4年生小松俊介くんが学生たちのチュ-タ-役を担ってくれた。後輩たちにとって「頼もしい先輩」ぶりを見せてくれた。

また、滞在中に、懸案であったイスファハン大学との教育・文化交流協定を結ぶことができた。留学しやすい環境は整いつつある。小松くんのような後輩たちが続くことを期待したい。

イスファハン大学での2週間のペルシア語授業と市内にある文化・史跡ツアーなどを終え、10月04日の朝、1週間ほどの国内旅行に出発した。安全第一を考え、移動はすべて中型マイクロバスを使った。

17世紀、「世界の半分」といわれたほど繁栄したサファヴィー朝の都イスファハンを後にして、最初に向かったのは沙漠とイランの古代宗教ゾロアスター教の中心地ヤズド(10月04日泊、10月05日泊)であった。その後、ゾロスター教徒が住む山間のア-ビヤ-ネ村(10月06日泊)、1,000万人近い人口を擁する巨大都市テヘラン(10月07日泊)、鉛色の雨そして、雲が垂れ込め、まるで冬の日本海のようなカスピ海沿岸のラムサール(10月08日泊、10月09日泊)と旅を続けた。最後に、テヘラン(10月10日泊、10月11日泊)に戻ってきた。

テヘラン最後の夜、イランで活躍する日本人音楽家の北川修一さんと林原 慶子さん、友人のイラン音楽家ラーナーイー兄弟の4人が演奏するイラン古典音楽コンサ-トを楽しんだ。
翌、10月12日の朝、エミレ-ツ航空でテヘランを発ち、ドバイ経由(半日市内ツア-)で10月13日の夕方に東京(成田)に着いた。

出発する前に、学生たちが、というより一般の日本人が抱いていたイランという国(テロ・戦争・核)の政治的きな臭さ、イランの人びと(イスラーム・シーア派教徒)の宗教的熱狂さに対するイメージは、25日間の旅で大きく変わった。これが現地研修のほんとうの目的である。 

まさに、「百聞は一見に如かず」である。ペルシアの諺にも同じような表現がある。
SHANIDAN KEI BUD MANANDEH DIDAN 「聞くことは、いつになったら、見ることと同じになるだろうか」と。

イスファハン大学(2013年09月) イスファハン大学(2013年09月)

教室は、黒一色。でも、先生たちは明るく笑い声がたえない。真剣にペルシア語授業をうける学生たち。

イスファハン大学(2013年09月) イスファハン大学(2013年09月)

2週間のペルシア語集中授業を終え、修了証書を手にする学生たち。スペイン、スイス、ドイツなどからの留学生たちと競争だ。

アケメネス朝のペルセポリス遺跡(2013年09月) アケメネス朝のペルセポリス遺跡(2013年09月)

週末、日帰りで往復1000kmの道をバスで走り、シーラーズ近郊にある古代遺跡群を見学する。

サファヴィー朝時代のシィオーセ・ポル橋の昼と夜(2013年10月) サファヴィー朝時代のシィオーセ・ポル橋の昼と夜(2013年10月)
拝火殿の聖火(2013年10月) 拝火殿の聖火(2013年10月)

ヤズドにあるゾロアスター教寺院の聖火は1500年以上燃え続けている。

沈黙の塔(2013年10月) 沈黙の塔(2013年10月)

夕方、ヤズドの郊外の荒野のなかにそびえ立つ沈黙の塔(ダフメ)にのぼる。そこは、遺体を葬る鳥葬の墓跡。

アービヤーネ村遠景(2013年10月) アービヤーネ村遠景(2013年10月)

カーシャン近く、緑の渓谷に囲まれ美しイいピンク色の伝統的な家屋がならぶゾロアスター教徒の村に一泊する。

村の小学校で子供たちと(2013年10月) 村の小学校で子供たちと(2013年10月)

アービヤーネ村の小学校を訪ねる。ペルシア語、うまく話せたかな?

マスジェデ・ジャ-メ(2013年10月) マスジェデ・ジャ-メ(2013年10月)

キャヴィール沙漠の縁にあるナーインの10世紀頃建造されたモスク。典型的な沙漠地方の建築様式をみる。

モスク前の木陰で(2013年10月) モスク前の木陰で(2013年10月)

国内旅行は陸路バスで移動。途中の昼食は皆でキャンプ食。ナン、パニール、チャーイ、ゴージェ、ヒヤール、ハルズゼ、アーベ・ミーベなどが見える。

鉛色の空とカスピ海(2013年10月) 鉛色の空とカスピ海(2013年10月)

日本列島がすっぽり入る世界一の内陸湖カスピ海。滞在した3日間、どんよりした鉛色の雲と雨の日々。冬の日本海のようだった。

カスピ海地方の市場にて(2013年10月) カスピ海地方の市場にて(2013年10月)
ペルシアテヘラン音楽演奏会(2013年10月) ペルシアテヘラン音楽演奏会(2013年10月)

大東OGの坂本宅でペルシア古典音楽の夕べを催す。イラン若手のホープ、ラナイー兄弟と在イラン音楽家の北川さん、林原さんが演奏する。

演奏会の後で(2013年10月) 演奏会の後で(2013年10月)
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