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国際関係学科国際文化学科

PBL型授業が始動―特殊講義(地域文化の探求)に20名の学生が参加-

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 本年度より国際関係特殊講義(地域文化の探求)がPBL型の授業としてスタートしました。4年生を中心に20名の意欲的な学生が参加しています。
 PBLとは、Project Based Learningの略で、課題解決を実体験するための実践的な学びのこと。学生は、提示された課題(ミッション)に「チーム」で取り組み成果を出さなければなりません。納得するまで話し合い、集団による課題解決の難しさを肌で感じながら解決策(処方箋)を模索します。
 PBL型授業のはじめは「課題出し」です。PBLの課題は、正解のある「Question」(学校型問題)ではなく、正解のない「problem」(社会型問題)であること、机上で作成された演習問題ではなく、現実から切り出された「今現在の生の課題」です。

 今回の「課題出し」は、東松山市役所地域生活部文化スポーツ課の今村浩之課長と新井弘明主査のお二人にお願いしました。以下のような課題が提示されました。
 「若いみなさんがウォーキングに参加したり、実践したりする『ウォーキングのまち東松山』を全国に発信するためにはどうしたらよいか。」
 課題をより明確にするために、東松山市の産業や観光そして日本スリーデーマーチについての説明がなされ、簡単な質疑応答がありました。

 次回からはこの課題を吟味したうえで、チームごとにそれぞれの課題解決に向けた活動が動きだします。6月上旬に「課題出し」担当者を前に中間発表を行い、最終報告(プレゼン)は7月18日に実施することになっています。
 この課題をどう解決するのか。若い学生の発想力と構想力、そして何よりもチームワークが試されます。課題出しをご担当いただいた今村課長と新井主査を唸らせるような魅力的な解決案をつくれるかどうか。乞うご期待。