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国際関係学科国際文化学科

「国際関係学部の学びと就職」―第1回キャリア講演会が開催されました

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 6月17日(火曜日)、チュートリアルの授業を利用して、60周年記念講堂においてキャリア講演会が開催されました。「ディプロマポリシーに基づく4年間を通じた体系的なキャリア教育」の第一弾となります。

 東松山キャリア支援課の川瀬龍彦氏に「国際関係学部の学びと就職」というテーマでお話いただきました。内容は「国際協力を仕事にするには?」「アジア言語や文化理解を活かす仕事」「国際関係学部の就職状況」など、国際関係学部の1年次生が関心をもって聞ける情報が盛りだくさん。

 講演の最後に「就職できない学生の特徴」について、川瀬氏は3つのことを指摘されました。「自身で問い続けて答えを出すのではなく他人へ依存する傾向がある」「異なる世代・異なる価値観と接触が少ない」さらに「学生時代に力を注いだことがあまりない」。そのうえで、自己の資質作りと考えて(資質は今からつくれる!)、今のうちから「打ち込めるものを見つけること」の必要性を力説されました。

 いずれも大学生活をスタートして3ヶ月たった1年生にとって、よい意味でも悪い意味でも慣れはじめた学習や生活を反省するには格好のトピックだったといえます。
 2020年には東京オリンピックが開催されます。アジア言語をはじめアジア理解という学びの可能性が高まることは間違いありません。そうした状況を見据え、「もっとアジアへ、そして世界へ」と、主体的な学習を計画的に進めていってもらいたいと思います。

キャリアセンターでお待ちしています

講演後、講師の川瀬氏は、この講演を機に、学生には一年生のうちからキャリアセンターを気軽に訪ねてもらいたい、また、要請があればチュートリアルのクラスでも演習にでも出かけていって学生と直に話をしたいと語っていました。

 最後に、アンケートを行いましたが、この結果をもとに、後期の第2回キャリア講演会では、学生の希望順位の高い業種に関する講演を予定しています。