学生取材企画

2023.11.07

【学生取材企画】今年も開催!板橋校舎にて学内フードドライブが行われました!

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2023年10月25日、26日の2日間、昨年に引き続き板橋校舎と附設の第一高等学校で学内フードドライブが行われました!

 

フードドライブとはSDGsの活動の一環で、食品ロスの削減を目的に、家庭で食べきれず余っている食品を回収し、福祉施設等に寄付するという取り組みです。
主にカップ麺や缶詰、お菓子など、保存の効くものを対象に回収します。

「フードドライブの起源と日本の食品ロス」

 

1967年にアメリカのアリゾナ州で、食品ロス削減を目的としたフードバンクが設立され、活動が開始されました。1984年にはフランス、1994年にはポーランドのワルシャワで、フードドライブを支援するフードバンクが設立されています。日本におけるフードドライブの歴史はまだまだ浅いものですが、2013年に設立された日本フードバンク連盟を中心に、さまざまな自治体や企業、また個人がフードドライブへの取り組みを始めています。

 

一方で日本の食品ロスの量は年間約600万トン(総務省 平成30年度確定値)。国民一人あたり、お茶碗約1杯分(約130g)の食べものが毎日捨てられている計算になります。食品棚の奥で眠ったまま消費期限を迎えて食べられなくなる、食べられるのに捨てられる食品を、フードバンクを通じて必要とする方たちに届けることで食品ロスの削減につなげることができます。

 

フードドライブとは・意味 〜Life Hugger〜

 

「もったいない」を「ありがとう」に変えるフードドライブとは?〜株式会社セブン&アイHLDGS.~
 

 

昨年と同じく、主に回収は板橋校舎で行い、昼休みは第一高等学校で回収を行いました。

 

昨年の様子はコチラのリンクからご確認いただけます。

【学生取材企画】SDGs「フードドライブ」って何?「もったいない」を「ありがとう」に変えるフードドライブについて学生取材企画スタッフが徹底調査!

 

今年も学内フードドライブに筆者も運営側として参加しました。この2日間の様子をダイジェスト版で紹介していきたいと思います。

 

板橋校舎の様子

机と回収ボックス、旗を準備し学内フードドライブスタート。旗は今年も蓮根地域センターさんからお借りしました。
開始と同時に教職員の方々から多くの寄付をして頂き、回収ボックスには既に多くの食品が。そして学生ボランティアとして、1日目は経営学部経営学科4年の石川琳菜さん、2日目は外国語学部英語学科4年の小西萌加さんに来ていただき、大東×サステナブルTシャツを着用し業務に取り組みました。

 

  • 大東×サステナブルTシャツ 大東×サステナブルTシャツ
  • 経営学部経営学科4年 石川琳菜さん(左) 経営学部経営学科4年 石川琳菜さん(左)
  • 外国語学部英語学科4年 小西萌加さん(中央) 外国語学部英語学科4年 小西萌加さん(中央)

回収ボックスの様子。開始直後にも関わらず多くの寄付をして頂きました。 回収ボックスの様子。開始直後にも関わらず多くの寄付をして頂きました。

  • 経済学部現代経済学科教授 古屋核教授(右)。昨年は学内SDGs啓発部会部会長を務めておられました。 経済学部現代経済学科教授 古屋核教授(右)。昨年は学内SDGs啓発部会部会長を務めておられました。
  • 学長の高橋進学長(左)。段ボール2箱分も寄付して頂きました。 学長の高橋進学長(左)。段ボール2箱分も寄付して頂きました。

 

第一高等学校の様子

昼休みは板橋校舎の隣にある第一高等学校へ。教職員から生徒まで、昨年に引き続き多くの寄付をして頂きました。

また寄付をした生徒からは、
「SDGs については授業や新聞で学んでいた。自分に出来ることは限られているが、またこのような機会があれば協力したい。」
「この企画を聞いて、家にあるものを母と一緒に探した。受け取った人が喜んでくれたら嬉しい。」
といった声が上がりました。

 

 

ラグビー部からの寄付

ラグビー部の皆さんラグビー部の皆さん

ここまで多くの食品が集まりましたが、学内フードドライブの話を聞いたラグビー部の皆さんにも、合宿所から板橋校舎まで食品を送って頂きました。ありがとうございます。

打ち込み作業

仕分けの様子仕分けの様子

今回集まった食品は、缶詰、レトルト、お菓子など大学の方で仕分けを行い、食品一つひとつの詳細をパソコンに打ち込みました。

回収結果

板橋区役所資源環境部資源循環推進課の武藤さん(左)と本学総合企画課の林さん(右)

板橋区役所資源環境部資源循環推進課の武藤さん(左)と本学総合企画課の林さん(右)

今回の学内フードドライブで回収したものは、総個数349点、総重量79.2kgという結果になりました。また今回食品を提供してくださった方は112名で、昨年の96名を上回りました。
少しずつフードドライブに関心を持つ方が増えてきていて嬉しく思います。

 

そして回収した食品は後日、板橋区役所資源環境部資源循環推進課へ受け渡しが行われました。その際対応して頂いた資源環境部資源循環推進課の武藤さんより、
「昨年に引き続き今年も多くの食品を寄付していただき感謝している。学生さんや生徒さんには貴重な経験になったと思う。このような活動を通してSDGsを意識し未来に繋げていってほしい。今後も継続して実施いただけたらとてもありがたい」とお言葉を頂きました。

 

受け渡した食品は後日、板橋区役所からフードバンクいたばしさんのもとへ届けられます。

学内フードドライブでの回収結果。すべて合わせて段ボール13箱分になりました。

学内フードドライブでの回収結果。すべて合わせて段ボール13箱分になりました。

おわりに


改めて学内フードドライブに協力して頂いた112名の皆様、ありがとうございました。

 

学内フードドライブは来年以降も実施を予定しています。この記事を通して少しでもフードドライブに興味を持っていただけたら幸いです。


今回の学内フードドライブの実施報告及び昨年の学内フードドライブ、フードバンクいたばしさんの記事は以下のリンクより確認する事ができます。


SDGs推進「学内フードドライブ」実施報告

昨年の学内フードドライブ記事【学生取材企画】SDGs「フードドライブ」って何?「もったいない」を「ありがとう」に変えるフードドライブについて学生取材企画スタッフが徹底調査!

フードバンクいたばしさんについて(板橋区民まつり記事にて紹介)
(近日公開!)

 

記事執筆 : 学生取材企画ディレクター 西脇港斗

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