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国際関係学科国際文化学科

鈴木セルヒオさん、近慎仁さん、国際テコンドー選手権大会(G2)で大活躍(6月26-28日)。

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 国際関係学部3年の鈴木セルヒオさん(男子58kg級)と近慎仁さん(男子54kg級)が、2015年6月26から28日にかけて、オーストラリアのメルボルンで開催された第6回オーストラリアオープン国際テコンドー選手権大会(G2)に、東京都協会選手団選手として出場しました。この大会は、リオデジャネイロ五輪出場にかかる世界ランキングポイント対象大会で、五輪出場を目標とする各国Aクラスの強豪選手が出場する国際オープン大会であるとのこと。

 初日に出場した近慎仁さんは、オーストラリア代表選手と対戦しましたが、延長サドンデスで惜敗を喫しました。 
 鈴木セルヒオさんの試合は2日目。一回戦でフランス選手に3対1で快勝、続く二回戦では、2015年世界選手権(ロシア)で敗れた世界ランク2位のドイツ選手への見事なリベンジを果たし、準々決勝に進出しました。準々決勝では、2015世界選手権で銀メダルに輝いたベルギー代表と対戦。惜しくも準決勝への進出は叶いませんでしたが、結果的には「大金星」付きの「ベスト8」という成績を残しました。 
 テコンドー部の金井洋監督は、5月に開催された「2015WTF世界テコンドー選手権大会」の後に次のように語っていました。「鈴木はセルビア、カナダに競り勝ちベスト16はよく健闘した。世界ランク2位の強豪ドイツには力負けしたが今回の経験でさらに伸びる実力を秘めている」と。


 今回、ドイツの強豪選手を破ってのベスト8入りは、金井監督の期待をも上回る文句なしの快挙ではないでしょうか。
 近さんと鈴木さん、リオデジャネイロ五輪、そして2020年の東京五輪のオリンピックでも活躍が大いに期待されます。鈴木さんは、3月の第8回全日本テコンドー選手権大会で優勝し、最優秀選手賞に輝いたもっとも期待される選手の一人です。国際関係学部には、二人の他にも、全日本選手権男子54kg級で準優勝の竹内一(2年)さんら将来を嘱望される優秀なテコンドー選手が控えていることはいうまでもありません。切磋琢磨しながら、大東テコンドーの名声を「もっとアジアへ、そして世界へ」広げていってもらいたいと思います。