大学生が将来の生き方と働き方を考えるには、ライフプランと職業選択を結び付けて捉えることが重要です。人生には、就職、結婚、住宅購入、子育て、退職などさまざまなライフイベントがあり、それぞれに収入や支出が関わります。また、働き方によって社会保険や老後への備えも異なるため、早い段階から将来の生活を具体的に考える必要があります。人生とお金を一体として捉えることが、主体的な将来設計の出発点となります。
こうした将来設計について学ぶため、関口ゼミでは2026年7月22日(水)、イオンフィナンシャルサービス株式会社の田中秀夫様(AFSアカデミー シニアインストラクター)をお招きし、「ライフプランと職業選択」をテーマとする特別講義を実施しました。講義では、人生とお金、仕事、年金と老後費用、資産形成、社会人としての心構えについて、身近な事例や統計資料を交えてご説明いただきました。本講義は、学生が将来設計と職業選択を具体的に考える機会となりました。
講義ではまず、将来設計の基礎となるライフプランについて学びました。学生は、人生の出来事であるライフイベント、誰とどこでどのように暮らしたいかを描くライフデザイン、それらに必要な収支を考えるフィナンシャルプランの関係を理解しました。さらに、年金や老後費用、物価上昇を踏まえた資産形成についても説明があり、投資では長期・分散・積立を基本とすることが示されました。このように、希望する生活と必要な資金を結び付けることが、現実的なライフプランの基礎となります。
このライフプランは、どのような仕事を選ぶかという職業選択とも密接に関わります。講義では、何のために働くのかを考えた上で、業界を選ぶ際には「どのように社会へ貢献したいか」という視点から検討することが大切だと説明されました。また、働き方によって収入の安定性や社会保険の仕組みが異なることや、社会人基礎力をもとに自分の強みと弱みを把握することも学びました。さらに、成果を出すことが評価や信頼につながり、希望どおりの仕事でなくても、真摯に取り組むことで新たな可能性が開けるとの温かいメッセージも伝えられました。このように、職業選択では、自分の強み、社会への貢献、将来の生活を総合的に考えるとともに、目の前の仕事に真摯に取り組む姿勢が大切です。
今回の講義で得た将来設計、職業選択、キャリア形成に関する学びは、今後の生き方と働き方を考える上で大きな示唆となりました。身近な事例を交えながら、幅広い内容をわかりやすくご講義いただいた田中様に、心より感謝申し上げます。今回の学びが、学生一人ひとりの主体的な将来設計に活かされることを願っております。

