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卒業生からの応援メッセージ

DAITO
VOICE

勤務地:埼玉県/教科:英語科

大平 雄太さん

一人で抱えずに、「助けて」と素直に言いましょう。

Q.教員を目指した理由は?今はどうですか?

自分は私立中高一貫校に通っていたのですが、6年間の部活顧問と高校2、3年時の担任の姿を見て、「教員とは良くも悪くも、多感な時期の人間に何かしらの影響を与え、記憶に残る存在だ。」と感じて自分も教員になりたいと高校2年時に考えました。教員になってからは新たな経験の波に飲み込まれ、学生時代に積み上げてきたものが大きな音を立てて崩れ、新たな経験と今までの積み重ねを混ぜながらまた新たに積み重ねていく日々を過ごしています。職場環境や同僚に大変恵まれ、日々授業を、HRを、行事を、様々な活動を教員も生徒も一緒になって「つくる」ことに明け暮れています。休暇も多いので、学生時代よりも自由な時間が増えました。

Q.大学(教職関係の講義や教育実習等)で学んだことは?

どの講義が、というように具体的には言葉にできませんが、教員になって日々過ごしていく中で、ときたま学生時代に作ったレポートなどを見返したりすると、今の自分のスタンスは学生時代の積み重ねがあるからこそ、と思うことがあります。教育実習では高校2、3年時の担任が指導してくださったこともあり、当時生徒だったころの目線と教員としての目線を比べながら、そして生徒と多くの言葉を交わしながら実習に臨むことが出来た経験は今も糧となっています。

Q.今、教員を目指している学生へのメッセージ!

正直、自分は職場環境や同僚、生徒や保護者に暖かく支えてもらいながら日々を過ごしています。ですが人と対する仕事である以上どこかしらで衝突が生じることがあります。そんなことがあった時には一人で抱えずに、「助けて」と素直に言いましょう。日々、良く分からない何かに襲われて戸惑うことも多々あります。そんなときは「臨機応変に対応!」と意気込まず、「できることから少しずつ。」を心がけていきましょう。「やりたかったこと」が「やりたくないこと」にならないように!