スポーツ科学科 「教員採用試験合格体験発表会」
東松山校舎にて、今年度の「スポーツ科学科 教員採用試験合格体験発表会」が開催されました。昨年、今年とスポーツ科学科からの合格者数が増加して2桁に上り(令和6年度10名 / 令和7年度11名)、「後輩よ、後に続け」と、熱のこもった会となりました。
中学、高校の保健体育科教員の採用試験倍率はどこの自治体でも5倍を超える高い水準の中、その難関を突破した4年生が登壇しました。
発表のポイント

1 合格にむけて一番大事だと思うこと
2 地元と東京都 W受験対応 / 特別支援学校枠について
3 面接対策と 自分の持ち味のPR法
以下、発表要旨
1 合格に向けて一番大事だと思うこと
(1)自分自身の得意・不得意分野をきちんと知ること。1次対策では、得意な分野で点を落とさないこと。苦手分野を放置しないこと。2次試験では面接。自分の強みを理解して相手にうまく伝えること。
(2)切り替えをしっかりすること。気持ちだけでなく、計画表や予定表を作って目に見える形でメリハリをつける。1次試験の直近まで教育実習があるため、計画的に勉強を行うことを意識する。
(3)仲間を大切にして欲しい。仲間と励まし合うことで、自分に自信がつき、不安がなくなっていく。
(4)とにかく専門指導員の先生を頼った方が良い。不安や分からない事があれば、すぐに相談したことで合格できたと思う。
2 併願 地元試験と東京都試験のW合格に向けて
(1) 併願した理由について
東京を選んだ理由は、1次試験の出題傾向が地元と似ていたから。実際には1つの試験が終わってすぐ次の試験があり、精神的にも体力的にも大変だった。それでも受験を重ねる中で経験値が上がり、落ち着いて受けられるようになった。
(2)東京都の教員採用試験の傾向について
1次の教職教養は、法規や原理の他に、東京の施策を勉強しておくと高い点数が取れる。専門教養は、競技のルールや、名称、学校安全などからの出題が多い。面接は、深掘り質問が多い。
(3)特別支援学校採用枠も視野に入れて
教員になるのであれば、特別支援学校を経験することは大きな学びになる。将来、通常学級を持ったときに、子ども一人ひとりを見る力や支援の引き出しを増やすことができる。自分自身のレベルアップにつながる選択肢だと思う。
面接対策
(1)ボランティア (学習支援、 寺子屋/ 深谷アスリート) や 教育実習 、塾・スポーツコーチアルバイトでの経験を積み、積極的に子どもと関わっておくことが大切。指導役をこなす中で、教師目線で考えることができる。今の小中学生の課題をとらえるとともに、自分の働き掛けで子どもたちがどのように変わったのか、輝いたのかといったエピソードを話せるようにしておく。
(2)板橋校舎での面接練習会にも参加し、スポーツ科学科以外の人たちとも交流して討論に慣れておくこと。仲間の意見を取り入れて自分の表現の仕方、言葉遣いなどを磨くことが出来た。
◎全体会終了後の様子

終了後、参加した3年生達は先輩たちを我先に取り囲み、「質問責め」にしました。効果的な勉強方法や心構えをさらに自分のものにしようと話を聞きだし、メモを取っていました。
【参加者の感想】
・合格体験発表会に参加し、先輩方の様々な勉強方法の工夫を知ることができた。私は過去問を買ったものの何をすればよいのかわからず、止まってしまっていたので、どこから手をつけるかを個人的に聞けたことが良かった。
・堂々と話している先輩方はとても恰好良かったし、話が上手くて凄かったです。自分もこれから教員採用試験に向けて本格的準備をしていく時期になってきたので、アドバイスを元に、自分なりの勉強スタイルや対策を考えていきたいです。そして仲間との協力を忘れず、教員採用試験に受かり、来年は自分たちが後輩に向けて語れるように頑張ります。
・合格体験発表会は、私にとって教員採用試験に向けての不安や悩みを解消する良い機会になりました。具体的なイメージが湧かなかった勉強の仕方や対策の仕方を、先輩たちが細かく教えてくれました。終わりにはフリートークの時間もあったので、個別に聞きたいことも聞けて良かった。