Asia education

中間報告会が行われました―「PBL型授業・特殊講義(地域文化の探求)」―続報―

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 4月25日に東松山市役所地域生活部文化スポーツ課より提起された課題は「若い皆さんがウォーキングに参加したり、実践したりする『ウォーキングのまち東松山』を全国に発信するためにはどうしたらよいか」でした。
 4月25日以後、3つのチームがこの課題に取り組んできました。チームは6人~7人編成、4年生から1年生の全学年から構成されています。

 「問題とは何か?」「問題解決とは?」という基本的なところから考え、チームの取り組むべき「問題」を決定するため熟慮を重ね、解決策を模索してきました。金曜日の4時限目の授業だけでは時間が足りないことは言うまでもありません。すべてのチームがM-Lodgeでの合宿を繰り返し、もはやM-Lodgeの常連客です。ホワイトボードやパソコン、付箋やマジックなどの入った小道具袋も『オレンジバッグ』(右写真)として定着してきました。各チームのプレゼンタイトルは次のとおりです。

 本日のプレゼンでは、それぞれ異なる問題設定で、工夫を凝らしたスライドを使った興味深い提案がなされました。ただし、その全貌が明かされるのは、最終プレゼンになります。
 学生のプレゼンの後、課題出しを担当してくれた東松山市役所文化スポーツ課の今村課長、森副主幹、新井主査から数々の有益な質問や改善に向けた貴重なコメントを頂戴しました。
 最終プレゼンは、7月18日に予定されています。今後約1ヶ月間、各チームとも、実地調査やヒアリングなどを行い、より具体的かつ現実的な提案を目指します。最終プレゼンには、担当部局の文化スポーツ課はもとより、他の多くの部局からもご参加をいただくことになっております。
 東松山市の職員の方々の食指を動かすような解決案を提示できるかどうか、本プロジェクトもいよいよ正念場を迎えます。