2023年11月26日(日)に、文京学院大学(本郷キャンパス)で開催されたインナー大会に首藤ゼミナールはAパートとBパートの2組に分かれて参加しました。インナー大会には多数の大学が参加する中、Aパートは東京経済大学(討論テーマ:「Z世代のSNSを通したマーケティング方法」)と、Bパートは関東学院大学(討論テーマ:「マーケティング5.0におけるデジタルディバイド・葉山海岸花火大会におけるゴミ問題について」)と討論行いました。
インナー大会とは、日本学生経済ゼミナール関東部会が主催する経済・経営・商学系を専攻とする学生を対象とした学術大会です。他大学との交流を通じて研究分野に関する知識や論理的思考を深める目的で1960年に設立され、「討論部門」と「プレゼンテーション部門」の2部門で構成されています。毎年1,000人を超える学生が参加する関東最大規模の学術発表会であり、私たち首藤ゼミナールは討論部門に参加しました。討論部門とはゼミナールで学習した内容を元にテーマを決め、大学・学部の垣根を越えてパート同士で討論を行う部門であり、討論を通して、論理的思考能力、情報の収集や活用能力、発信力、対応力などの能力が問われます。
私たちは、ゼミナール活動で使用した文献の『コトラーのマーケティング5.0 デジタルテクノロジー時代の革新戦略』フィリップ・コトラー、ヘルマワン・カルタジャヤ、イワン・セティアワン著、恩藏 直人 監訳、藤井 清美 訳、朝日新聞出版、2022年.の内容を中心に研究・発表を行いました。
当日は2パートともおよそ2時間討論を行いました。インナー大会を通して討論をすることの難しさや楽しさ、考えを言語化することの大変さなどを学ぶことができました。この貴重な経験を糧にして自分たち自身やゼミの成長に繋げていきたいと思います。
最後に、討論内容の完成度も高かった東京経済大学、関東学院大学の皆さん、議長団を務めていただいた29期の先輩方並びに助言講師をお引き受けくださった大学院生の袁さんらの方々、討論の場所を提供してくださった文京学院大学の皆さんにはこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。
(文責:首藤ゼミナール 30期 吉田 豪)