2025年7月21日、白井ゼミの3年生、4年生を対象に、IPA(情報処理推進機構)の河野浩二研究員をお招きし、「データから読み解くDX動向」と題した講演会を実施しました。講演ではDXに関する日米独の比較や日本企業の問題点について学生向けに易しく解説していただきました。特に、アンケートの結果から、日本企業にとってのDXは現状では「コスト削減」が主目的になっているのに対して、米国やドイツ企業では売上や利益の増加、顧客満足度の向上など「攻め」の経営に活かされている点が興味深かったです。企業文化や風土の違いもありそうですが、今後、就職や就職活動を控えた3年生、4年生にとって、日本企業の置かれた現状を把握する点でも有意義な講演であったかと思います。