News

法学研究所

2025年度 大東文化大学法学研究所 第35回公開シンポジウムが実施されました

  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア
  • Xでシェア

2025年度 大東文化大学法学研究所 第35回公開シンポジウムが実施されました

2025年11月26日(水)、大東文化会館1階ホールにおいて、大東文化大学法学研究所第35回シンポジウム「拘禁刑と刑罰論」が開催されました。本年6月の拘禁刑の創設は、「懲らしめ」から「立ち直り」への転換を目的としていますが、それによって刑罰はどのように変わるのか、そもそも刑罰とは「懲らしめ」であるべきなのかをテーマとして設定しました。
まず、拘禁刑について論文を公表されている高橋則夫先生(早稲田大学名誉教授)から基調講演として拘禁刑や刑罰論の概要について、軽妙な語り口で学生にもわかりやすくご説明いただきました。続いて、宿谷晃弘先生(東京学芸大学准教授)から、刑罰論という観点からコメントをいただき、刑罰とは非難であるべきかどうかなどの争点設定をしていただきました。
お二人のご講演のあとはフロアと質疑応答に入りました。学生は頑張って質問を行い、学外参加者からも活発な意見交換がなされ、盛況のうちに幕を閉じました。