Professor

教員紹介

萩原基裕

専門分野と研究テーマ

  • 民法(契約法、契約当事者の利益調整)

 

担当講義

法学ベーシックトレーニングA・B、民法2C・2D、専門演習、法学A・B(全学共通科目)

 

略歴(学歴・職歴)

学歴

2008年3月 高崎経済大学経済学部経営学科 卒業

2014年3月 明治大学大学院法学研究科博士後期課程修了

職歴

2012年4月 明治大学法学部法律学科専任助手

2013年4月 大東文化大学法学部法律学科専任講師

2016年4月 大東文化大学法学部法律学科准教授

2017年4月ミュンヘン大学客員研究員(2018年3月まで)

2021年4月大東文化大学法学部法律学科教授

研究業績

著書・論文等

著書

松原孝明=堀川信一編著『民法入門Ⅱ 物権法』(尚学社、2022)(共著)

松原孝明=堀川信一編著『民法入門0 ウォーミングアップ編』(尚学社、2022)(共著)

芦野訓和ほか『スリーステップ 債権各論』(成文堂、2022)(共著)

松原孝明=堀川信一編著『民法入門Ⅲ 債権法』(尚学社、2021)(共著)

松原孝明=堀川信一編著『民法入門Ⅰ 民法総則』(尚学社、2020)(共著)

 

論文

「契約の終了と原状回復――無効、取消し、解除の効果としての原状回復を中心に」椿寿夫編著『≪契約の終了≫を開拓する』(商事法務、2023)79頁以下

「ドイツにおける売主の追完義務の範囲について―2018年BGB改正までの判例・学説を中心に―」大東文化大学法学研究所43号(2023)35頁以下

「双務契約・片務契約概念および有償契約・無償契約概念」比較法研究83号104頁以下

「ドイツ民法典(BGB)における双務契約・片務契約概念と有償契約・無償契約概念の展開」日本法学88巻4号(2023)(長谷川貞之教授退職記念号)301頁以下

「契約の終了と原状回復――無効、取消し、解除の効果としての原状回復を中心に(上)・(下)」商事法務ポータル(2022)SH3895・SH3896

「追完請求権の射程と買主の救済に関する一考察―契約不適合のある物の取付事例を素材として―」大東法学31巻1号(2021)71頁以下

「特定物売買における代替物の引渡しによる追完の可否に関する検討」大東法学30巻2号(2021)83頁以下

「契約の無効、取消しと原状回復―不当利得と原状回復義務の関係をめぐる序論的考察として―」大東法学30巻1号(2020)73頁以下

「代替物の引渡しによる追完と買主による使用利益返還の要否について」大東法学29巻1号(2019)105頁以下

「買主自身による追完と売主に対する費用賠償請求の可否をめぐる問題の検討」大東法学28巻2号(2019)93頁以下

「追完請求権の制度的意義」大東法学28巻1号(2018)43頁以下

「解除の可否をめぐる軽微な債務不履行と売主の悪意との関係について」大東法学26巻2号(2017)73頁以下

「片務契約の終了」大東法学26巻1号(2016)1頁以下

「無償契約債務者の責任法理―民法典における責任制限法理の検討(一)~(四・完)」大東法学23巻2号~25巻2号(2014~2016)

学生へのメッセージ

法律学、民法学は奥の深い学問です。単に概念や学説・判例法理を覚えるだけではなく、議論や問題の構造そのものを把握して自分のものとして駆使できるようになることが理想です。大変ですがその分面白さも一層感じることができます。ぜひ学生生活を楽しんでください。