大東文化大学 社会学部/多文化共生を目指す新しい価値の不断の創造大東文化大学 社会学部/多文化共生を目指す新しい価値の不断の創造

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学部長からのごあいさつ

社会学部部長 馬場 靖雄社会学部部長 馬場 靖雄

 社会学部は2018年4月より、本学環境創造学部を改組するかたちで開設されました。環境創造学部では、誰もが日常生活の中で直面する環境問題を軸として、私たちが住む街と地域のよりよいあり方を探ろうとする研究・教育活動を展開し、多数の有為な人材を世に送り出してまいりました。社会学部ではこの研究・教育の実績を継承しつつ、守備範囲をさらに広げて、現在の日本が直面する多様な社会問題、例えばグローバリゼーション、政治の行き詰まり、格差と貧困の拡大、障害者や性的少数者や外国の人びとへの差別、ITの発達と普及が生活・文化に及ぼす影響などを、広く扱おうとするものです。

 「自分の手で変えられるものを変える勇気を、そして変えられないものを受け入れる知恵を持とう」--これは依存症からの回復をめざす相互扶助グループで用いられているスローガンをアレンジしたもので、私自身の座右の銘でもあります。私たちを取りまく社会関係(人間関係)の総体、という意味での社会は、私たち自身が作り上げたものであると同時に、私たちの日々の活動の前提・枠組みでもあります。私たちは自分の力で社会をよりよい、より心地よいものに作り変えることができますが、何もかも自由にというわけではありません。変えられないもの、受け継いでいくべきものはそのまま受け入れつつ、それを前提にして自らの進路を切り開いていくしかありません。何を変えることができ、何を変えられないかを見極めつつ自分の為すべきことを考えてこそ、自分を取りまく「生きづらさ」を解消し明るい未来を構築することができるのです。

 社会学という学問分野はこのような視座の下で多様なテーマを扱えますが、その分、そもそも社会学とは何なのかがよくわからない、との感想がしばしば寄せられます。確かに社会学は何をテーマとしてもよい、「何でもあり」という性格を有しています。政治社会学、経済社会学、宗教社会学、家族社会学、都市社会学、犯罪社会学、文化社会学、芸術社会学、サブカルチャーの社会学、LGBT(性的少数者)の社会学 ……。これら多様なテーマを社会関係、つまり人間関係に焦点を当てながら研究していくのが社会学の仕事だ、ということになります。

 社会学の特徴と魅力のひとつは、この幅広さにあります。しかしそれは、社会で生じる出来事についての思いつきの評論に流れる危険を孕んでいることをも意味します。そうならないように、社会学部の教育では次の二点に特に留意しています。

第一に、これまでの社会学の歴史の中で蓄積されてきた学説や研究成果、理論を体系的に学ぶこと。それによって社会について深く突っ込んで「考える」能力と習慣を身につけてもらいたい。もう一つ、社会について「調べる」能力をも習得していただきたい。「調査なくして発言権なし」という言葉があります。単に思い込みや印象だけによって発言するのではなく、そのテーマに関して事実が、現状がどうなっているのかをきちんと調べて、それに基づいて発言すること。当事者に話を聞く、インタビューを行う、アンケートを作成し回答を回収し、結果を統計的に分析する。そういった社会調査のテクニックとマナーを習得し、実際に経験してもらいます。希望者は、「社会調査士」という資格を取得することも可能です。

社会学部生には今述べてきた二つの能力、社会について「考える」力と「調べる」力、これらを身につけて、積極的な、裏付けのある発言と行動によって社会に貢献する人材となって世に出ていっていただきたい。教員一同、そのために全力を尽くす所存です。

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