Professor

教員紹介

川野 幸男

研究分野 移⺠の社会学 エスニシティ
担当講義 「アメリカ社会論」(全学共通)「国際社会学」「多⽂化社会論」「エスニシティ」「社会階層論」「フレッシュマンセミナー」「社会学専門演習」「卒業研究」
学歴・略歴 1991年 法政大学社会学部卒業
1994年 ニューヨーク州立大学ビンガムトン校大学院社会学専攻修士課程修了
1997年 フルブライト奨学生(ジョンズ・ホプキンス⼤学大学院社会学専攻)
2002-03年 アメリカ合衆国連邦統計局研究員
2003年 ジョンズ・ホプキンス⼤学大学院社会学専攻博⼠課程修了
2003年 東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
2003-04年 東北⼤学COE研究員
2004年 ⼤東⽂化⼤学経済学部社会経済学科専任講師
2007年 同准教授
2009年 ペンシルヴェニア⼤学⼈⼝研究所客員研究員
2015年 大東文化大学経済学部社会経済学科教授
2018年 同学社会学部社会科教授
所属学会 ASA PAA 日本社会学会 関東社会学会
学位 社会学博⼠(Ph.D. in Sociology)
主な研究業績

「エスニシティの形成と創造―マジョリティ・マイノリティ関係の動態」小泉康一・川村千鶴子編『多文化「共創」社会入門』慶應義塾大学出版会 2016年 第8章。
「ヒスパニックのアメリカ『同化』― 民族・世代間婚を指標として」『経済研究』第27号(大東文化大学経済研究所) 2014年 63-76頁。
「婚姻によるメキシカン・マイノリティ同化の実態―対数線形モデルによる民族・世代間結婚の分析―」関東社会学会『年報社会学論集』第24号 2011年 86-96頁。
「朴鐘 関釜フェリー開設と日韓架橋の役割」永野慎一郎編『韓国の経済発展と在日韓国企業人の役割』岩波書店 2010年 84-86頁。
“Changing Faces, Changing Places: The Emergency of Non-Metropolitan Immigrant Gateways.” With Katharine M. Donato, Charles Tolbert, Alfred Nucci. Ch.4 in Douglas S. Massey (ed.), New Faces in New Places: The Changing Geography of American Immigration, NY: Sage Publications (2008).
“Generational Differences in Mexican-Americanʼs Earnings: Comparing the Second and Third Generation” With Katharine M.  Donato,and Charles Tolbert in Yoshimichi Sato (ed.), Deciphering Stratification and Inequality: Japan and Beyond, Trans Pacific Press (2007).
「在⽇コリアンの⾼齢化とエスニシティ」 川村千鶴⼦、宣元錫編 『異⽂化間介護と多⽂化共⽣――誰が介護を担うのか』 明⽯書店 2007年 第3章。
“Destination and Ethnic-Origin Effects on Immigrantsʼ Earnings: A Multi-level Analysis” 『経済論集』 第88号(⼤東⽂化⼤学経済学会) 2007年 23-42頁。
Social Determinants of Immigrant Selection: The United States, Canada and Australia, NY: LFB Scholarly Publishing (2006).

学⽣へのメッセージ

社会学の魅力はそのリアリティであり、社会の一員としてその内容を実感しやすいところにあります。どのような社会学のトピックでも常に自分に置き換えて考えるという習慣をつけると、視界が一段とひらけてくるはずです。