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2024年度卒業生支援交流会が開催されました!

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2024年8月17日(土)、台風一過の晴天の下、大東文化大学教職課程センター主催による第5回教職課程センター卒業生支援交流会が開催されました。

 

 

教職課程の「ホームカミングデー」として毎年開催されているこの交流会では、学校現場で活躍する卒業生が、日々の経験や課題を共有し、互いに学び合う貴重な機会となっています。

 

今年は、対面とZoomを併用したハイブリッド形式を採用し、卒業生、教職員、教職志望の在学生、総勢26名が参加しました。

 

会は、参加者の自己紹介と近況報告から始まりました。現場でのやりがいや喜び、直面する困難や悩みなど、それぞれの立場から率直な思いが語られました。

 

新卒の教員からは、担任の急な休職により、準備不足の中、急遽担任を引き継ぐことになったものの、なんとか楽しく1学期を終えられたという体験が語られ、参加者の共感を集めました。その他にも、生徒からの心ない言葉への対応や、職場の人間関係をめぐる葛藤など、現場ならではの課題が共有されました。

続くグループ懇談会では、参加者の希望を踏まえ、「教員の働き方」「子どもの指導」「授業づくり」「個別相談」の4つのテーマに分かれて意見交換が行われました。どの話題も切実な内容で、参加者は真剣に耳を傾け、自身の経験と重ね合わせながら共感し、励まし合っていました。

小・中・高校で長く働いてきた大学教員や専門指導員の助言もあり、参加者にとって明日から使える具体的なアドバイスを得られる貴重な学びの場となりました。

交流会では、最後に「悩みを相談できる相手がいることの大切さ」が再確認され、来年また会えることを期待して、閉会となりました。

大東文化大学教職課程センターは卒業生の皆さんを応援しています。困ったことがあれば、ひとりでかかえこまず、いつでもご連絡ください。

 

 

【参加者の声】
 
・ 同期と久しぶりに会えて、沢山話をすることができて嬉しかったです!ありがとうございました。
 
・ 自分の悩みと他の人の悩みに似ている部分があって、先生という仕事の大変さを感じましたが、あらためて教職に就いてよかったと思いました。
 
・ 短い時間でしたが、学びが多く、大学時代の友人やお世話になった先生方とも会える良い機会になり、参加して本当によかったです。ありがとうございました。
 
・ 普段、学校では話せないような悩みも、人目を気にすることなく意見交換できたのがよかったです。
 
・ 大学を卒業して8年経ちますが、教職課程センターの先生方が支えてくださり、苦しい時も前向きに頑張れています。子どもとの信頼関係の構築をエネルギーにして、夏休み明けからも頑張ります。