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政治学科

2019年度政治学科キャリアデザイン講演会について報告します!

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2019年度 政治学科キャリアデザイン講演会を開催しました

政治学科では11月12日(火)3限に東松山キャンパスで、2019年度キャリアデザイン講演会を開催しました。講師として、東松山市役所にお勤めの2018年度卒業生1名、衣料・装飾関係企業への就職内定者の在校生1名、今年度の自衛隊入隊試験合格者の在校生1名の計3名をお招きし、卒業後の進路を考える際の心構えや残された学生生活の過ごし方などについてお話しいただきました。講演会には2年生を中心に100名以上の学生が参加し、講師の話に熱心に聞き入っていました。

 

まず講演に先立ち、主催した教員の側から、3年次以降の就職活動のスケジュールが紹介され、スケジュールを踏まえて早めに情報を収集する必要があることが指摘されました。また、本講演会で話されることは実際に就職活動する次年度以降に生きてくるので心するようにという助言もなされました。

 

続いて3名の講演者による講演に移り、第一講演者の自衛隊に就職予定の学生からは、就職活動に際しては大学時代に培った自らの強みを他人と比べることなく生かしていくことが大切である、という話がありました。また、就職活動用ウェブサイトの活用の仕方といった就職活動の具体的なノウハウの他、自衛隊入隊試験の道筋などの実践的な情報も提供されました。

 

次に衣料・装飾関係企業に就職が決まった学生からは、就職活動において自分が譲ることのできないポイントを絞ること、早めに情報収集を開始し、面接等のトレーニングを積むことなど、就職活動成功のための秘訣が披露されました。また大学在学中にサークル活動に取り組んだり、資格を取得しておいたりするなど、就職活動前の学生生活も重要であることも指摘されました。

 

最後に東松山市役所にお勤めの卒業生からは、大学時代のご自身の就職活動経験をもとに、様々な可能性を模索しつつ、出会った人から得た知識や自分の適性を考えて就職先を決定することが大切である、というアドバイスが寄せられました。また台風19号の被害を受けた市民の支援の様子など、市民の生活に直結する重要な役割を担う市役所ならではの話も伺うことができました。

 

3人の講師がともに強調していたのは、大学時代には学科目の勉強、ゼミ、部活などを通して思考力と人間力を鍛えること、またそれを通して自分の関心と適性に自覚的なることの重要だ、ということでした。講演会後には、学生が講演者に質問に訪れ、意見交換や相談が行われるなど、講演会は盛況のうちに幕を閉じました。

 

(文責:政治学科キャリアデザイン委員会)