News

井島ゼミで「公益財団法人としま未来文化財団」の方による特別授業を実施しました

  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア
  • Xでシェア

 2025年8月5日に社会学演習Ⅰ井島ゼミにて、公益財団法人としま未来文化財団のご協力のもと、特別授業を実施しました。
としま未来財団の事業企画課マネージャー井上様とトキワ荘マンガミュージアム運営課長新原様をお迎えし、「文化芸術とヒトをつなぐ“のりしろ”のデザイン」をテーマにお話しをいただきました。
 としま未来財団は、豊島区の外郭団体として「文化・芸術」によるまちづくりに貢献しており、その活動や取り組みについてご説明をいただきました。財団の業務のひとつである指定管理者として施設管理を行っており、池袋東口にある「東京建物 Brillia HALL」や「トキワ荘マンガミュージアム」、「トキワ荘通り昭和レトロ館」、「巣鴨地域文化創造館 (中山道待夢)」などの管理、講演調整を行っています。特に、「東京建物 Brillia HALL」での講演は3年先までスケジュールが埋まっており、宝塚歌劇団やミュージカル、コンサートなど幅広く芸術活動を行っていることをお話しいただきました。

 「トキワ荘マンガミュージアム」は構想から10年以上をもって現在の形となり、地域ブランディングが成功し、世界各国からの来訪者が後を絶たないとのこと。文化・芸術と国際交流をコラボレーションする「世界探訪シリーズ」では、漫画家、食文化など様々なテーマを掲げ、多くの集客を得ていることをご説明をいただきました。「好き」「面白い」という熱量を、文化・芸術で「繋ぐ=のりしろ」として、新たなコミュニティの形成に努めているお話しを伺い、公益性とサブカルチャーの共存を考える有意義な時間となりました。