2022年8月13日。教職課程センター主催で3回目となる卒業生支援交流会が行われた。初めて対面形式の実施となり、オンラインだけでは得られない関係性や温度感を味わうことができた。
午前中はこれから教員採用2次試験を受験する在学生とともに、数名の卒業生も面接・論文対策の教職セミナーに参加した。
午後からは、リモート参加を含め、近隣だけではなく静岡や熊本など全国各地から卒業生が集い交流を深めた。
交流は教職に就いてのやりがいや困っていることや悩みを出し合う貴重な時間となった。外国籍児童・生徒へのケア、増加する不登校、多忙な現場、部活動の問題など、卒業生から出されるテーマはどれも現代的かつ切実な課題である。それぞれの思いを出し合いながら、話し合いは進み、専担教員や専門指導員からのアドバイスもあって学びの多い会となった。
校種や地域を問わず、教育とは何かについて深め、すべての子どもたちに居場所や出番がある学校(学級)づくりを一緒に考えていく必要があること。そして、悩みや課題を抱えることなく、これからも交流しながら励まし合っていくことが確認され和やかなうちに閉会した。