概要
大東文化大学社会学科では「社会の出来事に関心を持ち、自ら調査を行い、その結果に自分の意見を加えて、他者に伝える」ことを重視しています。
このプログラムでは、大学進学を控えた高校生のみなさんに社会を見る視線を養ってもらうことを目的に「課題を探究し、作品で表現する」という経験をしていただきます。
今年のテーマは『賛否両論』です。
例えば、特定の観光地に観光客が集中する『オーバーツーリズム』の問題では「観光客の入域制限を行うべきだ」、「いや観光税を徴収すべきだ」など様々な意見があります。
他にも、『選択的夫婦別姓の導入』や、『ネット選挙の解禁』など、社会には多様な意見があり、簡単には結論が出ない問題が山積しています。
プログラム参加者には「賛否両論を含めた多様な意見がある社会課題」を取り上げ、どのような意見があるのかを調べ、その背景や解決策を探究し、約5分の映像作品を制作してもらいます。
社会学部の教員と先輩学生がサポートを行うので、映像制作の経験がなくても問題ありません。
プログラムの修了者には本学社会学科総合型選抜出願時のプレゼンテーションの代わりとして使うことができる『修了証』を交付します。
去年の様子はこちらからご覧ください。
今年の詳細は下記をご参照ください。
募集の詳細・申し込み方法・修了証
募集対象 | 高校2、3年生 |
募集人数 | 12名ほど (応募者多数の場合は3年生を優先します。) |
日程 |
2025年7月30日(水)31日(木) ※2日連続・事前準備あり(詳細は下記スケジュールを参照) |
場所 | 大東文化大学板橋校舎 |
申し込み方法 |
WEB申し込み(顔写真の登録が必須) |
申し込み時期
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受付開始 2025年6月9日(月) 午前10時 |
お問い合わせ | |
修了証に ついて | • 本プログラムの全STEPに参加し、映像を完成させた方には、成果に応じてS〜Cの4段階で評価した修了証を発行します(後日メールで送付予定)。修了証の有効期間は、発行日から2年間です。
• この修了証は、本学社会学科の総合型選抜におけるプレゼンテーションの代替として使用することができます。その際、修了証の評価は面接時の参考資料として扱われます。
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本プログラムは3つのステップで行います。
よく理解して申し込んで下さい。
STEP1 テーマを決めてエントリーする
まず、テーマとする社会課題を決めてください。
テーマを決めたら、その課題について「どのような意見の対立が、なぜ起こっているのか」を調べ、申し込みフォームに記入してください。
詳細はフォームの記載内容をよく読んでください。
【参加者の選考について】
選考は3年生を優先しますが、応募者多数の場合は申し込みフォームの内容を参考に選考する可能性があります。
選考結果は、7月1日中にメールでご連絡します。
結果はすべての応募者にお知らせします。7月1日を過ぎてもメールが届かない場合は、迷惑メールフォルダに振り分けられていないかご確認ください。それでも届いていない場合は、問い合わせフォームからご連絡ください。
STEP2 WEB説明会を聞いて事前準備をする
プログラム参加者向けの説明会を、7月6日(日)午前11時からZoomを用いて実施します。
説明会のアクセス用リンクは、期日までにメールでお知らせします。
原則として説明会への参加は必須ですが、やむを得ない事情で参加できない場合は、その理由を記載のうえ、事前にご連絡ください。録画した内容を後日視聴できるようにします。
以下に、WEB説明会の内容を記します。
●事前準備と撮影について
・何を準備するのか
・撮影する場合の注意事項
●STEP3について
・具体的に何をするか
・持ち物
・会場へのアクセスについて
STEP3 板橋キャンパスでプログラムに参加する
課題について議論を重ねながら、約5分の映像作品を制作していただきます。
映像編集などの経験はなくても大丈夫です。社会学部の教員と学生スタッフがサポートしますので、ご安心ください。
以下に、2日間にわたるプログラムの概要を示します。
●1日目
時間:2025年7月30日(水) 10時〜16時(予定)
内容:
1・教員によるプログラム概要の説明
2・参加者の自己紹介
3・少人数のグループに分かれて意見交換
4・各自、台本を準備し撮影
5・各自、映像を編集
●2日目
時間:2025年7月31日(木) 10時〜16時(予定)
内容:
1・午前:各自の進行状況に応じて、撮影および編集
2・午後:完成した映像を上映し、鑑賞会を実施
修了証は、後日メールにてお送りします。