学部案内/Information
日本語教師養成課程について
日本語教師を志す在学生・入学希望者のみなさんへ
大東文化大学外国語学部の日本語学科、中国語学科および英語学科では、将来日本語教師を志し、そのための「資格」を得たいと考えるみなさんのために、2019年度より日本語教師養成課程を設けています。特に、日本語学科では、日本語教育に関連する科目を多めに履修すれば、ほぼ卒業要件の範囲で、日本語教師養成課程修了の証明が得られるようにカリキュラムが設計されています。中国語学科および英語学科でも、それぞれ所定の科目を履修することで証明が得られます。
課程修了のためにどのような科目が必要になるかは、入学時に交付される外国語学部の『履修の手引き』を参照してください。
登録日本語教員の資格取得に係る経過措置について
2024年4月に日本語教育の質向上等を目的とした国家資格「登録日本語教員」制度が開始されました。本制度では「登録日本語教員」の資格取得にあたり、「日本語教員試験(基礎試験・応用試験)」に合格し、文部科学大臣の登録を受けた「登録実践研修機関」が実施する「実践研修」を修了する必要があります。ただし、円滑な移行と負担軽減の観点から、過去の日本語教員養成課程修了者には、当面の間、国家資格取得のための経過措置が適用されます。
本学部(中国語学科・英語学科・日本語学科)の「日本語教師養成課程」は、国の定めた条件を満たす養成課程として、文化庁(2024年4月より認定主体は文部科学省に移管)の認定を受けております。よって、2019年度以降の入学者で本学部(中国語学科・英語学科・日本語学科)の「日本語教師養成課程」を修了された方は、「登録日本語教員」資格取得のための経過措置【Cルート】(下図参照)が2033年3月31日まで適用されます。
(参照:https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/94091201_01.pdf)

卒業生のみなさんへ
2019年度以降の入学者の方
2019年度以降入学者で本学部(中国語学科・英語学科・日本語学科)の「日本語教師養成課程」を修了された方は、上記の「登録日本語教員」資格取得のための経過措置【Cルート】が2033年3月31日まで適用されます。
(参照:https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/94091201_01.pdf)
2018年度以前の入学者の方
2018年度以前に日本語学科に入学し、「日本語教師養成課程」を修了された方は、上記の「登録日本語教員の資格取得に係る経過措置」の【Cルート・Dルート】の対象にはなりません。『現職者』の方はご自身の民間試験合格状況に応じて、【Eルート】または【Fルート】の中から、該当するルートに沿って受験・受講をしてください。『現職者でない方』は「登録日本語教員の資格取得に係る経過措置」の対象外となります。
2006年度から2018年度までに入学した方(日本語学科の学生に限る)については、日本語学科として設定した日本語教師養成科目群を履修した場合、卒業と同時に同科目群を履修したことを示す証明書を発行しています。また、2005年以前に入学した方についても、履修内容によって入学当時の文化庁基準に基づいた証明書を発行できる場合があります(詳しくは、外国語学部事務室にお問い合わせください)。
科目等履修生を希望されるみなさんへ
外国語学部日本語教師養成課程の申請者は、在学中に主専攻・副専攻の各学科要件科目を満たすことができず修了できなかった場合、卒業後最大2年までの間、科目等履修生として必要な単位を修得することにより、本課程を修了することができます。
申込条件
- 2019年度以降に大東文化大学へ入学し、卒業した者(卒業後2年以内の者に限る)
- 在学中、日本語教師養成課程を申請していること(在学中に申請取り下げをした場合は受付出来ません)
申込方法
修了に向けて必要な科目の確認や時間割、実習の有無等をご確認いただきますので、本学科目等履修生の出願前(2月中旬から下旬が望ましい)に、外国語学部事務室にて事前確認を行ってください。また、大東文化大学発行の成績証明書、または履修状況及び成績が確認できる書類をご持参ください。
- 事前確認が未実施の場合は、課程申請はできませんのでご注意ください。
- 上記に加えて、科目等履修生等での単位取得がある場合は、あわせて提出ください。
その他
- 科目等履修生になるための主な申請や手続きについては、「科目等履修生募集要項」をご確認ください。
- 他大学で取得した科目は合算することはできませんので、ご注意ください。