この度、大東文化大学において、多文化共生リーダー養成プログラムの一環として、「ステートレスネス・アカデミー:無国籍写真展ワークショップ」を開催いたします。
世界に1000万人はいると言われる、国籍を持たない人々。その多くは、働いたり、公教育を受けたり、結婚して子どもを登録したりという、人間としてのごく普通の権利が守られず、長年拘禁され自由を奪われることすらあります。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)では、2024年までに、日本を含め世界中で無国籍を無くすというI Belongキャンペーンを実施しています。
本ワークショップでは、UNHCRによる講義の後、参加者の皆さんに、無国籍について関心を高めるためにはどうしたらいいか、実際に考えていただきます。具体的には、世界中で無国籍の人々の写真を撮り続けてきたグレッグ・コンスタンティン氏の写真展(今秋に大東文化大学で開催予定)にむけて参加者同士で写真を選定するなどプランニングを行っていただきます。
主催: 大東文化大学
日時: 2018 年 7 月 6日(金)14時~ 17 時30分(開場13時30分)
場所: 大東文化大学板橋キャンパス多目的ホール(東京都板橋区高島平1-9-1)
募集人数: 20名(先着。枠が限られていますので事前にお申し込みください)
募集期限: 2018年6月25日(月)16:00まで
問い合せ・申し込み: 大東文化大学外国語学部事務室
〒175-8571 東京都板橋区高島平1-9-1
℡ 03-5399-7329 FAX 03-5399-7381
お申し込み時、氏名以外に、所属と連絡先をお伝えください
講師: 国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 法務アソシエイト
金児 真依 氏
(日本、レバノン、パキスタン等で難民・無国籍者の支援に携わる。無国籍専門官としても勤務経験あり。)
プログラム(予定)
14:00 開会あいさつ
14:05 ステートレスネス・アカデミー趣旨説明
第一部 無国籍について学ぶ
14:10 無国籍に関するUNHCR講演(写真展概要を含む)
14:50 休憩
第二部 無国籍写真展に向けて行動する
テーマ:日本で無国籍についての関心を高めるためには、どんなメッセージを発信することが必要か?そのために写真展でどんな写真を掲示したらよいか?
15:00 アイスブレイク
自己紹介・リーダーの選定など
15:15 グループワーク①
課題:グループごとに写真展に展示する写真を選定する
15:45 休憩
16:00 グループワーク②
課題:写真展の参加者数を増やすためにはどのような方法があるのか。みなさんができる広報のアイディアや選定した写真に関心を持ってもらうための方法を考案する
16:30 グループで話し合った内容を発表
17:00 講評
17:20 閉会あいさつ
17:30 閉会