7月13日(土)、大東文化会館を会場に、「日中対照研究と中国語研究」というテーマのもとに、第17回国際シンポジウムを開催いたします。
シンポジウムでは毎年、国内外から著名な研究者をお招きし、テーマに沿った内容で講演をお願いしています。今年、海外からは、北京外国語大学・北京日本学研究センター教授徐一平先生をお招きし、「日本語名詞畳語の特殊性」というテーマでご講演いただきます。国内からは東京大学大学院総合文化研究科教授楊凱栄先生、中京大学国際教養学部教授張勤先生にご講演頂きます。
興味、関心をお持ちのみなさまのご来聴をお待ちいたします。
プログラム
◇9:10~ 受 付
総合司会 上田 裕(大東文化大学講師)
開会の辞・司会 丁 鋒(中国言語文化学専攻主任)
発表:
◇9:15~10:50 『活用上海語』におけるローマ字表記の音声学考察
任 菲(大東文化大学博士後期課程院生)
◇10:50~10:25 『北京官話土商叢談便覧』における清末北京語文法の研究
-《児女英雄傳》との比較-
楊 璇(大東文化大学博士後期課程院生)
◇10:25~11:00 「非位置移動動詞+“過”」の意味分析について
蘇 秋韻(大東文化大学博士後期課程院生)
◇11:00~11:10 休 憩
午前の部 講 演
◇11:10~12:00 日中両言語における事態の捉え方の違い
楊 凱栄(東京大学大学院総合文化研究科教授)
以上司会 竹島 毅(大東文化大学教授)
午後の部 講 演
◇12:50~13:00 ご挨拶 大月 実(大東文化大学大学院外国語学研究科委員長)
◇13:00~13:10 ご挨拶 クリスティアン・シュパング(語学教育研究所所長)
◇13:10~14:00 漢語詞彙的性別色彩差異及成因分析-兼論日語男女用語的差異
陳 小明(大東文化大学特任教授)
◇14:00~14:50 一人称視点の主観化と客観化
張 勤(中京大学国際教養学部教授)
以上司会 山口 直人(大東文化大学教授)
◇14:50~15:00 休 憩
◇15:00~16:00 日本語名詞畳語の特殊性について
徐 一平(北京外国語大学北京日本学研究センター教授)
◇16:00~17:00 中日対照言語学から見る介詞“往”の用法と日本語訳について
高橋 弥守彦(大東文化大学名誉教授)
以上司会 大島 吉郎(大東文化大学教授)
◇17:00~ 閉会の辞 山内 智恵美(中国語学科主任)
本シンポジウムは学研究科・中国言語文化学専攻が主催し、外国語学部中国語学科、外国語学部附置語学教育研究所との共催によって開催されます。