“新来的同学们好!大东文化大学汉语系欢迎你们!”(新入生の皆さん、こんにちは。大東文化大学中国語学科は皆さんを歓迎いたします)
皆さんはこれからの4年間を大学という場で学ぶことになりますが、そこで4つの心構えを述べたいと思います。
1つ目として、「好奇心を持つこと」です。皆さんはこれまでに好きなことや興味があることに対して、熱心に取り組むことができたかと思います。それは何と言っても、「好奇心」からではないでしょうか。「なぜ?どうして?」と思った時は、ぜひ我々教員に遠慮なく質問をしてください。皆さんの周りには、一つ一つの質問に懇切丁寧に答えてくれる先生方がいらっしゃいますから、どんな小さな疑問もぶつけてきてください。
2つ目に挙げたいのは、「自分の頭で考える力を持つこと」です。大学は自主的に学ぶ場です。大学の授業で皆さんは先生の講義を受けながら、目的意識を持って学ぶ力をぜひ養って欲しいと思います。
3つ目は、「事前の準備を怠らないこと」です。何に対してもそうですが、きちんと行うには、それなりの準備が必要です。例えば、日本人が中国語を習得するのに必要な学習時間の目安は約3,000時間と言われています。まずは授業時間以外にテキストを開くことを習慣にするといいでしょう。毎日続けることによって、自ずと効果が現れるでしょう。
最後の4つ目は、「目標を立てること」です。漠然と「中国語で話せるようになりたい」ではなく、短期・中期・長期の3段階に渡って目標を具体化することです。例えば、短期なら「今週までに中国語の発音をここまでマスターするぞ」、中期なら「2年後に中国語の検定試験の3級を取るぞ」、長期なら「卒業後には中国語を活かして何々の仕事に就くぞ」などです。
以上挙げた4つの心構え「好奇心を持つこと」「自分の頭で考える力を持つこと」「事前の準備を怠らないこと」「目標を立てること」を頭の片隅に置いて、これからの中国語の学習に励んでほしいと思います。共に頑張りましょう!
最後に、中国のことわざを用いて皆さんへのお祝いの言葉としたいと思います。
“书山有路勤为径,学海无涯苦作舟”(学問の道は険しく、勤勉に努力し学ぶしかない)
中国語学科主任 竹島 毅