ダブルディグリー報告第3弾です。本日は村田晴周君の報告です。
こんにちは。私は2023年2月から、ダブルディグリープログラムを利用して、北京外国語大学に留学しています。留学中は、様々な経験を通じて、自分の語学力を向上させることができます。ここでは、留学当初に私が経験したことを紹介します。
当時、私は中国に人づてがなかったので、スマホの契約や口座開設などの手続きを一人で行わなければならず、とても億劫でした。日本なら、ある程度ネットの情報を頼りにすることができますが、中国のネットの情報は古かったり間違っていたりすることが多く、信頼するに足りません。そこで私は、近くのキャリアショップや銀行に片っ端から行ってみることにしました。案の定、書類が足りなかったり管轄外だったりして、行く先々で何度も断られはしたものの、その度に、何が必要なのか、どこに行けばいいのかを聞いていたら、最終的には全て無事に契約することができました。この経験を通じて私は、案ずるより先に行動に起こしてみるようになりました。
私は、語学の習得には、こうした積極性が不可欠であると感じます。授業を受けるだけでは、限られた語彙や表現しか身に付きません。しかし、自ら実際の文化に入り込み、様々な場面に遭遇して初めて、言語活動の実態を垣間見、新たな語彙や表現を獲得することができます。そして、このような経験をしてこそ、留学は有意義なものになり得ると考えます。そのためには、自分から積極的に行動を起こすことが重要です。これから留学される皆さんには、このような意識をもって留学に望まれることを期待します。貴重な留学期間を有意義に過ごしましょう!
色々と苦労しているようですが,こういう苦労が成長をさせるのだとも思います。体に気をつけて頑張ってください。