創立百周年記念第25回国際シンポジウム開催報告
本学創立百周年を記念して、大学院外国語学研究科中国言語文化学専攻・外国語学部中国語学科専攻共催による、第25回国際シンポジウムが開催されました。
研究発表二編、本学名誉教授による講演二編、学外研究者による講演二編の発表が行われました。当日は国内外より37名の参加者がありました。
後期に開催予定の第26回学術シンポジウムでの研究発表、講演をまとめ、年度末に『中国言語文化学研究』第13号として刊行予定です。
(中国語による研究発表の題目、講演の演題には日本語訳を添えています。)
◆ 2023年7月23日(日)12:20-18:10
◆ Zoomミーティング方式による開催
◆ 参加者:37名
◇開会の辞 安藤好恵(中国言語文化学専攻主任)
第一部
■ 研究発表
◆胡 杰(早稲田大学教育学術院 助教) 司会:安藤好恵
全称量化副词“都”的双重性质在句子中的语义分工—以有显性复数性成分的句子为例
(全称量化副詞“都”が有する二つの性質の文中での語義分担―複数性成分が顕著な例を中心に)
◆陳小珍(麗水学院・人文学院 副教授) 司会:大島吉郎
《文選》五臣音注與《漢書》音注的關係
(『文選』五臣音注と『漢書』音注の関係)
第二部
■講演
◆丁 鋒(本学名誉教授) 司会:大島吉郎
日本における『玉篇』の改編史
◆高橋弥守彦(本学名誉教授) 司会:竹島毅
中日両言語の重複表現・対比表現・比喩表現について
第三部
■講演
◆劉祥柏(中国社会科学院語言研究所 研究員) 司会:趙葵欣
《通字方案》罗马字与《汉文经纬》注音比较
(『通字方案』ローマ字と『漢文経緯』注音の比較)
◆蔡維天(國立清華大學語言学研究所 教授) 司会:吉田慶子
語言學與人工智慧
(言語学とAI)
◇閉会の辞 竹島 毅(中国語学科主任)
前期院生中間発表会開催報告
2023年度院生中間発表会が開催され、前期課程2名の学生による修士論文題目、論文構想についての報告、質疑応答が行われました。