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中国語学科

長期留学現地レポート・その1

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中国語学科には、大東と中国の著名な大学の二つの学位を取得できるダブルディグリープログラムの他に、中国・台湾の約20の協定校に1年間の​長期留学派遣もあります(単位振替制度あり)。

今年度は2名の学生が上海に長期留学しています。こちらは上海師範大学で留学中の金城龍さんからの現地レポートです。

 

上海師範大学での生活を紹介します。大学は地図上では上海市の中心にありますが、キャンパスのある場所は決して都会とは言えません。それでも、レストランや買い物ができる場所も十分あり、快適に過ごすことができています。また、電車に1時間近く乗れば有名な観光名所や大きなデパートに行けるため、休日は充実した1日を送っています。

 

授業は基本的に朝8時から11時15分までで、午後に授業があるときは、13時までの昼休憩の後に、14時半までの授業があります。クラスは中国語のレベルによって分けられているため、同じくらいの水準のクラスメイトと共に授業を受けることができ、クラスの雰囲気も良く、今では放課後に数人で出かけることもあります。

 

大学内には食堂がいくつかあり、授業がある日は教室の近くの食堂を使い、それ以外は寮の近くの食堂やフードデリバリーを使っています。また、両方とも食堂の二階はフードコートのようになっていて、中国の食べ物だけでなく韓国料理店やカフェなどいろいろなお店があるので、その日の気分に合わせて食べたいものを決めています。

 

上海師範大学ではいろいろなイベントが開催されていて、私は5月に国際文化祭のボランティアと趣味運動会に参加しました。国際文化祭はいろいろな参加者たちがそれぞれの国の人たちで集まり屋台や出し物をするイベントで、趣味運動会は国際学生内で行うクラス対抗の運動会です。どちらも任意参加だったのでチャットアプリの「微信·(WeChat)」で申し込む必要があります。

 

上海での生活を始めて4か月近くが経ちましたが、まだ慣れない部分も多くあります。たとえば、言葉のニュアンスや文化の違い、生活リズムなど、戸惑う場面も少なくありません。しかし、そうした経験も含めて、自分にとっては大きな学びになっていると感じているので、これからも失敗を恐れず、さまざまなことに積極的に挑戦していきたいと思います。