Professor

教員紹介

ブータン王国からの教員および学生との交流

【自己紹介】

EFL(外国語としての英語)環境における英語教育法や、通訳案内士としての実務経験を活かした日本文化の発信、そして異文化間コミュニケーションについて研究しています。日本という特有の言語環境の中で、いかに英語を習得し、それを用いて自己表現を行うのか。グローバル化が進展する現代において、日本らしさを保ったまま英語を獲得することは、極めて重要なテーマであると考えています。こうしたテーマについて、一緒に考えていきましょう。

【学生へのメッセージ】

夏目漱石は、「(日本の)英語力の衰えた原因は、日本の教育が正当な順序で発達した結果である」と述べ、私たちが母語であらゆる学問を論じられるようになった日本の教育水準の高まりを評価しました。これは、英語ができないこと自体は恥ずべきことではないとも捉えることができるでしょう。情報通信技術の発展や、ますます進化するAIを考えると、言語の違いはもはや問題ではなくなるのかもしれません。しかし、言語は単なる伝達手段にとどまらず、私たちの知性や感性、そして世界観を形作ってきたとも言われます。日本語学科の学生には、ぜひ母語でしか言語化しきれない思考や感性、そしてそれらが社会や文化に与えてきた影響について、英語学習の視点からも多角的に考えてほしいと思います。

【ゼミの卒業研究テーマ】

・グローバル化・国際化の中で捉える日本社会

・異文化間コミュニケーション

・武士道と西洋哲学の比較

・グローバル化の進展に伴い変容・消失する日本の文化と風習

・なぜ世界の人々は日本に惹かれるのか

・日本食が世界に与えるインパクト

・明治期に日本を旅した欧米人による日本観

 

以上のテーマを軸に、海外との比較や外部からの視点をとおして、日本文化を多角的に考察する研究に取り組んでほしい。