Professor

教員紹介

渡辺 良彦

研究分野 生成文法理論(ひとの頭の中(こころ/脳内)に実在すると考えられる母語を操る規則や原理-これを「文法」という-がどのような仕組みや性質をもつのかについて、英語を中心に研究しています。
担当講義 「ゼミナール I A・I B」
「英文法概論」
「ゼミナールIIIA・IIIB」
「英語学研究(理論言語学)5A・5B」など
学歴・略歴 1981年 日本大学文理学部英文学科卒業
1983年 日本大学大学院文学研究科英文学専攻博士前期課程修了
1987年 東京学芸大学大学院教育学研究科英語教育専攻英語学講座修士課程修了
1996年 松山大学人文学部英語英米文学科助教授
2005年 大東文化大学外国語学部英語学科教授
学位 文学修士 [日本大学]
教育学修士 [東京学芸大学]
主な研究業績

2008【学術論文】(単著)”Complement relatives, restrictive relatives, and ‘putative’ restrictive relatives.” An Enterprise in the Cognitive Science of Language: A Festschrift for Yukio Otsu, 179-190.(ひつじ書房)
2004【学術論文】(単著)「時と場所の関係節におけるwh関係詞when/whereと前置詞+whichの選択について」日本言語学会『言語研究』第126号, 93-112.
2004【学術論文】(単著)“On the relation between the choice of that or which and the articles the and a in ‘complement’ relative clauses.” 日本英語学会 English Linguistics 21:2, 454-466.(開拓社)
2002【学術論文】(単著)「Helpの半助動詞化と「主要部交代」現象」英語語法文法学会『英語語法文法研究』第9号, 177-182.(開拓社)
2002【学術論文】(単著)「潜伏疑問文に生じる関係節の性質とその「疑問」の解釈について」日本言語学会『言語研究』第122号, 115-142.

学生へのメッセージ

まずは実践的な英語力を身につけることに努めてください。しかしそれだけでは不十分です。さらに英語という言語それ自体の特性(音声、文法、使用、歴史的発達、言語習得など)を学ぶことによって、学問としての英語学(さらに言語学)の世界にも足を踏み入れてください。