Professor

教員紹介

小野寺 賢一

研究分野 ドイツ近代文学(ジャンル詩学・抒情詩理論・リュリコロギー)
担当講義 「初級ドイツ語」
「中級ドイツ語」
「上級ドイツ語」
「ゼミナールIII/IV」
など
学歴・略歴 2002年 早稲田大学第一文学部文学科ドイツ文学専修卒業
2004年 早稲田大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻修士課程修了
2005年 日本学術交流会特別研究員(DC2)
2007年 ドイツ・ベルリン自由大学に留学(DAAD 年間奨学金受給生として)
2010年 早稲田大学文学部助手
2012年 早稲田大学大学院文学研究科ドイツ専攻博士課程満期退学
2013年 松山大学特任准教授
2014年 大東文化大学外国語学部専任講師
2019年 ドイツ・ハンブルク大学客員研究員
2022年 大東文化大学外国語学部准教授
学位 修士(早稲田大学)
主な研究業績

2023【学術論文・単著】「抽象的な作者をめぐるリュリコロギーと審級理論のあいだの論争について」(『ワセダ・ブレッター』第30号 、 25–47頁)

2021【学術論文・単著】「抒情詩のジャンル史から考察する「詩人たちの時代」―ヘルダーリンにおける18 世紀模倣詩学の受容とハイデガーのゲオルゲ読解を中心に」(日本独文学会研究叢書『詩人たちの時代の終わり?―ヘルダーリン、ツェラン、そしてバディウ』 、 34–53頁

2021【学術論文・単著】「マルガレーテ・ズースマン『近代ドイツ抒情詩の本質』(1910)にみられるヘーゲル哲学の受容」(『シェリング年報』第29号、16–30頁)

2021【学術論文・単著】「一回性と反復性―シュテファン・ゲオルゲ『魂の一年』」(『さまざまな一年―近現代ドイツ文学における暦の詩学』、松籟社、129–196頁 )

2021【学術論文・単著】「「抒情詩の〈私〉(Lyrisches Ich)」の成立とその受容 マルガレーテ・ズースマンからオスカー・ヴァルツェルへの変容を中心に」(『ドイツ文学』第162号、178–195頁)

学生へのメッセージ

「自己」とはあらかじめ与えられているもの、既知のものではなく、見知らぬもの、異質なものとの出会いを通じてはじめて見出されるものです。異文化について学び、経験するなかで自分自身を「発見」してください。