Professor

教員紹介

三上 傑

研究分野 英語学、言語学(生成文法理論、比較統語論)
担当講義 「ゼミナールⅠ」
「ゼミナールⅡ」
「ゼミナールⅢ」
「英語学研究3(対照言語学)」など
学歴・略歴 2010年  日本学術振興会特別研究員(DC2)
2012年  筑波大学大学院一貫制博士課程人文社会科学研究科文芸・言語専攻英語学領域修了
2013年  中京大学国際教養学部講師
2016年  東北大学高度教養教育・学生支援機構講師
2021年  大東文化大学外国語学部英語学科講師
学位 博士(言語学) [筑波大学大学院人文社会科学研究科]
主な研究業績

2019【著書】(共著)『コーパスからわかる言語変化・変異と言語理論2』(小川芳樹・編:開拓社)(「英語における場所句倒置構文の史的発達と素性継承システムのパラメータ変化」(pp.91-112)を執筆).
2019【著書】(共著)『日本語統語論研究の広がり:記述と理論の往還』(竹沢幸一・本間伸輔・田川拓海・石田尊・松岡幹就・島田雅晴・編:くろしお出版)(「素性継承システムのパラメータ化と日本語における定形節のフェイズ性」(pp.87-106)を執筆).
2018【学術論文】(単著)「英語の結果構文が示す『非能格性』:非能格動詞結果構文が許容する二つの解釈と構造的曖昧性」,『英文学研究』第95巻,pp.53-71.
2013【学術論文】(単著)“Two Types of Long Scrambling in Japanese: A/A’-Properties and the EPP on T in Focus-Prominent Languages,” MIT Working Papers in Linguistics 67, pp.219-230.
2012【学術論文】(単著)“Heavy NP Shift in English and A-Movement in Subject-Prominent Languages,” English Linguistics 29, pp.259-284.
2010【学術論文】(単著)“The Locative Inversion Construction in English: Topicalization and the Pronunciation of the Lower Copy,” English Linguistics 27, pp.297-328.

学生へのメッセージ

生成文法理論の枠組みの下、言語間の多様性と同一言語内の変化過程に内在する普遍的なメカニズムの解明を目指しています。

授業では、青森県出身の「ネイティブつがりあん」として津軽弁も駆使しながら、私たちの身近にあることばを「科学する」ことの魅力や楽しさを伝えていきたいと思っています。