Professor

教員紹介

田崎 敦子

【自己紹介】
日本語教育と談話分析を専門としています。日本語教育は日本語を外国語として教えることですが、そのためには日本語を様々な面から客観的に分析し、それを学習者にどう伝えればいいのかを考える必要があります。それは、母語話者として使っているときには気づかない日本語の奥深さやその背景にある目には見えない日本の文化を知ることでもあります。こうした発見に終わりはなく、私自身もいつも学習者と共に学んでいます。


【学生へのメッセージ】
大学はとても“贅沢な” 時間を過ごせる場所だと思っています。好きことを勉強し、ある程度の自由もあります。その時間を充実させるために、まず色々な授業に出て、自分がどういうことに興味があるのかを見つけてください。そして、3年生になったら、関心のある分野のゼミを選んでください。日本語学科のゼミは少人数なので、教員と学生、学生間の距離が近く、専門分野も深く学ぶことができます。また、私のゼミでは専門のこと以外にも、社会で起きていることや流行していることなどについてもみんなで話します。こういうことに時間をかけることができるのも大学生の特権です。みなさんもぜひ大学で“贅沢な”時間を楽しんでください。


【ゼミの卒業研究テーマ】
・応答表現の「大丈夫」―肯定と否定の側面に着目して―
・「ほめ」の男女差―恋人たちのLINE会話をもとに―
・従業員の「おもてなし」に対する満足度について
―ホテルの価格帯による期待値と顧客の反応―
・スポーツ中の「励まし」表現と受け手の印象
―チームスポーツ経験者へのアンケート結果を通して―
・映画における黒人差別からみる差別談話の特徴