2012年度博士学位授与祝賀会が3月18日、板橋校舎で行われた。8人の博士学位取得者に太田政男学長は「博士というのは研究者として一人前だということだと思います。今後は私どもの同業者として人生を歩まれることになります。これが研究者としての出発点ですから、今後いっそう精進されて、優れた立派な研究者の道を進んでほしい」と祝辞を述べた。
今回の博士学位取得者は次の通り(敬称略)
・鈴木 拓也(文学研究科中国学専攻 博士課程後期課程)
李商隠詩における修辞法 -人物典故「宋玉」を中心に-
・八木 一絵(文学研究科書道学専攻 博士課程後期課程)
書の新しい研究方法の一考察 -記号学と記号論を用いて-
・根本 知(文学研究科書道学専攻 博士課程後期課程)
「光悦筆和歌巻に見る平安朝スタイルの継承と創造」
・佐々木 正太郎(法学研究科政治学専攻 博士課程後期課程)
「戦後日本の高齢者福祉政策の政策過程」
・黒澤 毅(外国語学研究科英語学専攻 博士課程後期課程)
Shifting Values and Representations of Tradition and Urbanity in
Port Moresby: An Observation of Postcolonial Era in Papua New Guinea
・葉 慧君(外国語学研究科日本言語文化学専攻 博士課程後期課程)
「台湾人と台湾先住民の言語使用状況に関する研究
-台湾の日本統治時代における言語教育政策を中心に-」
・于 増輝(外国語学研究科日本言語文化学専攻 博士課程後期課程)
「近世日本語における唐話受容の研究
-漢文小説、唐話辞書及び読本類を中心に-」
・張 莉娜(経営学研究科経営学専攻 博士課程後期課程)
『Innovative Value Improvement System for Products based on Systems Approach』