Degital Museum

教育学科

【文学部デジタル博物館】金鎚で叩いて作る彫刻―関井一夫作『家族』

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教育学科 関井一夫特任教授

この作品はJR川口駅西口近くの川口西公園内に設置されている野外彫刻で、「鍛金(たんきん)」という金属工芸技法の中の、金鎚と金床で金属板を立体的に打ち起こす「鎚起(ついき)」技術で作られています。

これは金型プレス加工・スピニング加工という工業技術として今日活用されていますが、以前は甲冑・面包という武具や、鍋・ヤカンなどの生活用品、また、ツタンカーメンの黄金のマスクやN.Y.の自由の女神像の制作技法とも言われています。さらに一枚の金属板から継ぎ目なく作られた、山田宗美の「丸絞(まるしぼり)」作品は、1900年のパリ万博において日本発祥の技術として世界に広く紹介されました。

さてこの『家族』(1996年)作者の制作意図は?現地で実際に鑑賞してみてください。