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中国文学科

学科の特徴

充実のカリキュラムと約7万冊所蔵の漢籍で、
日本に大きな影響を与えた中国文化を掘り下げる

中国文化の研究がバランスのいい国際感覚を養う

西洋文化の影響下にある現在の日本において、悠久の歴史が生んだ中国の古典や近現代文学を研究することは、東西両文化のバランスの取れた国際感覚を養うために有意義なこと。本学科では、文学だけにとどまらず、哲学や思想、書道芸術など、中国人の精神背景にある伝統文化を深く学ぶことで、西洋的思想を相対的に捉えることができるようになり、柔軟な発想を得ることができます。中国文化を受容してきた知られざる日本文化の発見も実感していただけます。本学が所蔵する漢籍は約7万冊。中国では戦乱のたびに書物が失われている中、日本に残された貴重な古書に触れることができます。

漢文、語学力、書道など、あらゆる中国学習を網羅

1年次から漢文訓読をしっかりと学び、3年次のゼミでは、文学(含む、史学文献)・哲学(含む、史論思想)の中から深く学びたい分野を選択。そのテーマを徹底的に掘り下げます。また、1年次から専門科目として中国語を学習し、実用的な中国語能力を高め、コミュニケーション力の向上を図る最適な環境が整っています。留学プログラムや奨学金留学制度を利用して、語学力を磨きながら視野を広げることも可能です。漢文や中国語と並行し、書道を学ぶこともできるので、国語だけでなく、書道の教員免許取得を目指す方、中国の歴史や文化に興味があり、中国と日本の懸け橋になりたい方にぜひお勧めしたい学科です。