学科紹介/Department
教育学科
教育学会
教育学会とは、教育学科の教員・学部生・大学院生によって組織される、教育学研究のための機関です。
教育学会では、次のような事業を行っております。
- 教育学会春季定例会
- 教育学会秋季定例会
- 学術刊行物『教育学会誌』の発行
- 会員による団体または個人の活動の後援
これら教育学会の諸事業は、教育学の研究活動の充実、さらには教育学会員相互の交流・提携を図ることを目的とし、教育学科の発展に寄与するものです。
定例会・後援団体の活動
2022年宿泊行事「大合宿」
2023年2月22日から24日まで、3年度ぶりに2泊3日の「大合宿」(宿泊行事)を神奈川県立足柄ふれあいの村にて開催しました。
新型コロナウイルスの流行によって去年一昨年とZOOMにてオンラインでの企画を開催してきましたが、今年度は、念願の宿泊を伴う対面開催を実現できました。
今年の大合宿のテーマは、「本日はお日柄もよく足柄で 3年ぶりジャーン!ハッピーターン!」です。開催地である足柄と3年ぶりに「大合宿」が帰ってくるというワクワク感を表しました。
「大合宿」の企画趣旨は「教育学科学生の仲を深めること」で、参加者同士がともに楽しめる企画を準備しました。内容は、各種レクリエーションやキャンドルファイヤー、野外炊飯、4年生による就職や教員採用試験についての体験談などです。
昨年まではコロナ禍を考慮して、学年を超えての交流が十分には叶いませんでしたが、今年の対面開催で、先輩や後輩との学年を超えた交流が実現でき、参加者はとても楽しそうに活動していました。
当初は夏季開催の予定でしたが、新型コロナウイルス第7波の影響を鑑みて冬季開催へと直前に変更したこと、また、3年度ぶりで、初めての100人規模での宿泊活動の運営ということもあり、準備には緊張感と苦労が多々ありました。大合宿を無事終えることができ、準備した学生たちは達成感を感じ、参加者からは喜びの声に溢れていました。
第46回教育学科コンサート
第46回教育学科コンサート、3年ぶりに対面形式にて開催
2022年11月19日(土)、東松山校舎60周年記念講堂にて、第46回教育学科コンサートが開催されました。
1977年以来続く学科の伝統行事ですが、コロナ禍によって2年続けてzoomを使ったオンライン開催を余儀なくされました。本年度は念願かなって3年ぶりにホールでの対面開催が実現しました。
「新時代 ~コンサートの夜明け~ 」と題した今回のコンサートのオープニングは、書道部の学生による吊り看板への書道パフォーマンス。その後、1~4年生のクラスによる発表、音楽関連科目の履修者による合唱や演奏、有志によるバンド演奏などが次々と披露されました。最後は全員で「世界に一つだけの花」を大合唱してフィナーレとなりました。
たくさんの参加団体の中から、最優秀賞は1年生有志グループ、優秀賞は4年生有志グループがそれそれ受賞しました。
2年間のブランクがあったため、開催にあたり運営側にも大きな不安がありました。感染予防にも細心の注意が必要でした。しかし、コンサート委員(教育学会後援団体コンサート)の学生たちは企画から開催まで全力でやり抜き、コンサートの最後には会場から惜しみない拍手が送られていました。
2022年度 教育学会秋季定例会
2022年12月1日(木)、東松山キャンパス60周年記念講堂にて、令和4年度 教育学会秋季定例会が開催されました。
この行事は教育学会主催(幹事:運営委員会)で行われ、今回は3年ぶりの対面形式での開催となりました。
毎年度、講師の方をお招きし、授業とは異なる視点で、新たな学びを得ることを目的としています。
今年の秋季定例会では、「今こそ学ぶ性教育〜自分や大切なひとをデートDVから守るために〜」というテーマのもと、株式会社ウィメンズカウンセリング京都でフェミニストカウンセラーとしてご活躍されている周藤 由美子(すとう ゆみこ)氏をお招きしました。
第1部では、デートDVや性暴力の実態、被害者・加害者にならないための人との付き合い方などをお話していただきました。
第2部では、グループワークとして、「友だちから性被害の相談をされたらどうする?」というテーマについて、各グループごと討議を行い、更に学びを深めました。
デートDVや性暴力のお話は、大学生だからこそ身近に感じられ、自分たちの交際や人間関係を見直すきっかけにもなる講演会となりました。
2022年度 教育学会春季定例会
「 オタクって何だろう?〜オタクから学ぶコミュニティの作り方〜」をテーマに春季定例会を開催
東松山キャンパスにて、2022年度教育学会春季定例会を開催しました。テーマは「 オタクって何だろう?〜オタクから学ぶコミュニティの作り方〜」。学生自身がこれまで経験したコミュニティを反省的に捉え、集団とのよき関わり方を模索する場となりました。
定例会の構成
第1部(60周年記念講堂)では、新入生から上級生まで全体で課題を共有したのち、第2部(11号館 11-0301〜11-0305教室)では、各12名程度のグループを作り、「コミュニティボール」や「えんたくん」といったツールを使用して参加者同士の対話を深めるワークショップを行いました。互いを認め合えるような考え方や、個性を尊重し合える社会や環境を主体的に作り上げていく姿勢を養うよい機会となっていました。
アイスブレイクの自己紹介の段階から、上級生下級生の枠を超えて、和やかで活発な雰囲気は、教育学科ならではのものです。感染症対策から対面活動ができなかった長い期間を経ても、教育学科の強い絆や知的で活発な様子は健在でした。
刊行物
『教育学会誌』
『教育学会誌』は年1回発行しています。会員から広く原稿を募集し、会員、及び全国の教育学研究機関・教育学研究を行う大学に発送します。また、掲載された論文は、「大東文化大学機関リポジトリ」に登録・公開されます。