Department

英米文学科

学科の特徴

英米文学の豊かな英語表現にふれ、
英語圏の文化や人への理解を深める。

英語にコンプレックスを持っている学生には、まず「興味を持って学ぶ」ことを推奨しています。興味のあるジャンルについて調べ認識を深める作業を行うことで、着実に英語力は高まります。興味の対象を追求した結果、卒業論文のテーマにビートルズを選んだ学生もいます。また、「ピーターラビット™」などの児童文学から学び始めることで、やさしい英語を身近に感じながらリーディング能力が自然に身につきます。

そして、基礎を着実に学ぶことで、全ての物語の基本といわれるシェイクスピアをはじめ、ヘミングウェイ、マーク・トゥエインなどの英米文学へのアプローチがよりスムーズになり、さらに作品に踏み込むことで、精神的分析や文化的差異の観点など心理的・社会学的考察からの研究ができるようになります。

毎年12月には、大東文化大学が設立したビアトリクス・ポター™資料館でクリスマス特別企画展を開催しています。ポターやその関連作品をテーマに、英米文学科の学生たちの研究発表の場として1年間の成果を見ることができます。

また毎年、春と秋の2回「英文学会」を開催し、外部から講師を招いた講演会を行います。これまで字幕翻訳家の戸田奈津子さん、作家・翻訳家・日本ペンクラブ常任理事の松本侑子さんを招き、大いに盛り上がりました。

  • 1英米文学に親しむ

    英米文学の小説、演劇、詩などの多彩な表現にふれ、人間への興味を深めるとともに、豊かな思考力を養います。

  • 2英語力を高める

    英語が現在のかたちになるまでの歴史、単語の語源、音声、文法、文体など言語としての特性を学び、英語の総合力を高めます。

  • 3ネイティブ教員による指導

    ネイティブの教員が多数在籍しており、授業の中でのコミュニケーションを通して生きた英語を体感し、リーディング、リスニングを学習します。

学ぶ領域

英米文学・文化を学ぶ

作家・作品研究
シェイクスピア、ビアトリクス・ポターTM、ヘミングウェイなど英米の詩・演劇・小説などの作品・作家を研究します。

心理学・社会学的考察
文学作品に登場する「ドッペルゲンガー(自分とそっくりな、もう一人の自分)」など、精神分析などの視点から英米文学・文化を読み解きます。

英語を学ぶ

英語学
言語としての英語の成り立ちや、音声、文法、文体などの言語的特性を理解する科目から、英語の本質を研究します。

英会話&コミュニケーション
英語圏の教員による実践的英語学習を1・2年次に集中的に行い、コミュニケーション能力を向上させ、理解を深めます。

英米文学科と英語学科の違い

文学部 英米文学科

物語を楽しみながら英語をじっくりと味わい、イギリスやアメリカで育まれた文化への造詣を深めます。また、多彩な留学制度も充実。学びと経験を通じ、人間の多様性を深く理解することで育まれた思考力と想像力は、自分自身を発見するための力になります。

外国語学部 英語学科

ネイティブスピーカーによる英語の徹底指導を行います。非英語圏の人同士による英語の対話が盛んな今日、国際語という視点から実践的な英語を習得。またドイツ語圏、フランス語圏への研修も設けて異文化理解に力を入れるなど、グローバルな視野を育てます。