
学科紹介/Department
中国文学科
カリキュラム・授業・ゼミ紹介
カリキュラム

授業・ゼミ紹介
中国文学特別演習1A・1B小尾 孝夫

中国文学特別演習1(3年生ゼミ)では、正史『三国志』の輪読を中心に、三国時代史や『三国志演義』の問題について学習しています。その中で、中国の歴史や文化を勉強する重要性や楽しさを学ぶとともに、4年次の卒業論文に向けた準備を行っていきます。
中国哲学講読1A・1B髙橋 睦美

毎年『老子』の注釈を一つ選び、それを一年かけて読み進めていきます。はじめに、まず人物としての老子とその著作であるとされる『老子』の思想について学び、その上で、注釈者たちが『老子』をいかに解釈したのかを読み解いていきます。
中国書道史A・B亀澤 孝幸

三千年以上にもおよぶ中国書道の歴史を画像資料を多用して概観します。講義を中心にしながら、授業の後半では、各時代を代表する作品の一部を筆ペンや鉛筆を使って模写し、その内容を漢文として読み解く演習も取り入れています。
中国文学講読1A・1B小塚 由博

明の瞿佑の著した志怪小説集『剪灯新話』は、日本の有名な怪談「牡丹灯籠」の源流として知られる「牡丹灯記」をはじめ、技巧を凝らした物語が多数収められています。授業ではその一篇を読み、その内容や日本文学に与えた影響などについて考えていきます。
中国文学特別演習1A・1B大橋 由治

文言小説(書き言葉で書かれた説話や物語)のゼミです。魯迅の著作で“小説”の概略を理解した後、それぞれのテーマについて調べたことを報告してもらいます。文言の説話は中島敦『山月記』や芥川龍之介『杜子春』に見られる通り日本に多大な影響を与えました。
中国哲学講義2宮井 里佳

前期は仏教思想史について、どのようにインドで仏教が発生し、その思想が変化発展し、中国・日本に伝わるかをお話します。後期は中国仏教史について、中国に伝来し発展した仏教の性質を理解するよう、時代順にいくつかのトピックを立ててお話します。
研究テーマ一覧
- 漢から唐の文学(詩文やその文化的背景の研究)/文言小説(神話・説話・怪異譚・恋愛物語などの研究)
- 中国中世史
- 中国書道史・書論
- 明清筆記小説(『板橋雑記』『剪灯新話』などの研究)
- 篆刻学、篆隷書法
- 中世の思想
- 宗教学
- 仏教学・中国仏教
- 国語教育、漢文教育、教員養成