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書道学科

カリキュラム・授業・ゼミ紹介

カリキュラム

カリキュラム

授業・ゼミ紹介

書道学基礎演習オムニバス

書道学科の専任教員が専門の立場から「書道学」を熱く語るオムニバス授業です。実技や理論、分野ごとの専門家や卒業生を招くなど、多彩な指導が受けられます。2020年度から本学名誉教授の高木茂行(聖雨)先生を外部講師のおひとりとして招聘。多くの名作を直接目にする最高の機会にもなります。

漢字文化実地演習角田 健一

中国か台湾の大学で書画を学ぶ際の事前学習を行います。海外研修では伝統と文化に触れるほか、書を学ぶ同世代の人々とも交流。書の研究や制作に刺激を与えます。国内研修の「日本文化実地演習」では寺社や史跡を訪ね、専門家の説明や名品に触れるなどの貴重な体験を積みます。

書作演習(書作ゼミ)各教員

3年次に漢字・仮名・篆刻などの各専門的分野のゼミを選択します。ゼミ制作展や卒業制作展にむけて作品制作を行う中で、必要な技法や方法論について学ぶ授業です。先生方の指導に加え学生同士で批評を行うことも多くあり、作品制作に必要な鑑賞力を養うことも目的としています。

書道史通論(中国/日本)澤田 雅弘/髙橋 利郎

1年次には半期ずつで中国書道史通論と日本書道史通論を通して、書道史上の重要な事項を学習。最新の研究成果についても聞くことができます。3年次には中国書道史特論と日本書道史特論を学びます。また近現代書道史も用意。さまざまな角度から学識を高め見識を深められます。

篆刻法綿引 浩一

2年次の選択必修科目で、書作に不可欠な落款印を制作します。刻印も文字表現ですから、素材とする篆書の書法に習熟することが大切です。「篆刻学概論」を併修し、篆書と印の歴史、更には漢字の成立ちや金石文字の検索など、篆刻の基礎を学び実作につなげていきます。

「モノとしての書」を学ぶ文化財系の授業

本学科のカリキュラムの特色の1つに、書道をとりまく文化史的授業の多彩さがあります。原跡での作品鑑賞を主眼とする授業や「文化財としての書」に関する授業があげられます。モノとしての書に注目すると、さまざまな文化や学問、工芸等の技術に支えられる書の姿が見えてきます。本格的な文房四宝の授業や、実践的な表具の授業などから、文化史的意義を体感して視野を広げてください。

研究テーマ一覧

  • 仮名作品制作
  • 漢字作品制作
  • 「美」「芸術」の本質と日本人の美意識
  • 中国の書の変遷と発達の過程
  • 漢字作品制作演習
  • 日本の書の特質と変遷
  • 漢字作品制作演習―楷書・行書・草書・篆書・隷書による作品制作
  • かな作品制作
  • 日本書道史および書跡文化財
  • 篆刻作品制作演習-造形の把握と篆刻表現の獲得