3月19日(木)に、大東文化大学第一高等学校2年生(新3年生)対象に、大学授業体験が行われ、歴史文化学科には21名の参加者がありました。宮嶋特任教授による「今昔マップ」というサイトを使った新旧地図の比較から、高島平周辺の土地利用の変化を考えるという内容でした。本学科では、附属高に限らず、多くの高校で大学授業体験を行っています。参加した生徒さんの感想をいくつかご紹介します。(一部抜粋)
○昔と今の地図を見比べることが歴史にもつながっていることに驚いた。東京と埼玉の県境が昔のグニャグニャになっていた荒川に沿っていると聞いて、実際に和光市の荒川周辺を見たところ、本当に沿っていて驚いた。海外の国境は山や川で分けていると聞いたので、昔の川で分けている国境もあるのではないかと思ったので、調べてみたいと思った。
自然環境決定論は、人間の意志で生活様式を決めていないということに納得した。とくに日本は、海に囲まれ災害が多いため、文化が発達するまでは外的な要因で決まることがとても多かったのではないかと思った。
○地理と歴史は強いつながりがあることを学ぶことができました。大学周辺の地図を見るとかつては水田が広がり、その先に荒川があって住宅が無いことから、川の氾濫被害にあわないようにしていたことを学びました。高島平という地名は、高島秋帆という砲術家の名前と平らな土地を表した平を合わせてできた新しい名前であることを知りました。「谷地・谷津」がつく名前は防災面で注意が必要である場所ということを知り、地名でその土地の特徴が分かるのはおもしろいと思いました。
昔は、自然環境に合わせて人が生活をしていた「環境決定論」だったが、今は自然が人に可能性を与え、行動は人が決める「環境可能論」になっていることを学びました。
○今昔マップを使って、自分の住んでいる市を調べたところ、田んぼなどが多く驚きました。今の様子からは想像もできません。
このような機会がないと自分から行動しようとしませんでしたが、今回の講義を聞いて今と昔を見比べるおもしろさを実感しました。今回の経験を活かして、色々な地域の今と昔を見比べて、自分から気づくという主体性を身につけたいなと思いました。

