News

歴史文化学科

フィールドワークを実施しました

  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア
  • Xでシェア
10月7日、「観光歴史学実習」を履修している学生が板橋キャンパス周辺の神社を訪問し、現地調査を行いました。
事前調査で計画した4班の調査テーマに基づいて、久々に履修生同士が顔を合わせ、共に情報収集を行う戸外でのフィールドワークを経験しました。オンライン上ではできなかった文化財の状態、配置、空間や土地の高低差の確認を実地で行いました。
集合時間前より、現地や博物館で下調べをした学生、板橋区立郷土資料館や中山道と川越街道の分岐点である平尾追分を訪れた学生らの報告が相次いで共有され、報告会に向けて互いに励み合う様子がみられました。
 
 
参加学生のコメント
「今日一番興味を持ったのが、塚のことでした。御嶽塚と富士塚に溶岩が運び込まれていたことや、浅間神社の富士塚の高さが37.76mであったことです。実際に富士山の溶岩を運んできてなかなか富士山に登れない人たちのために作ったのだろうと思いました。富士塚が予想以上にクオリティが高く、驚きました。何号目の表記があり、本当の富士山の登山道のように蛇行した道が印象的でした。さすがに富士塚から富士山を見ることはできませんでしたが、昔ならあの高さからなら見ることができたのだろうと思いました。やはり実際に人と会って話して歩いて調査するのは本当に楽しかったです。」