Professor

教員紹介

室 貴明(むろ たかあき)

【自己紹介】

高校生の頃、友達から貸してもらった「真・三國無双2」をきっかけに、中国の文化に興味を持つようになりました。そのあと、漫画の『三国志』を読み「三国志の英雄達が立った大地に、自分も立ちたい」と思いました。「大学に入ったら、留学しよう」という志を胸に、入学後は中国語の勉強を重点的にしていたのですが、「もっと深く文化を学ぶには、古典も必要だぞ」と気づき、『史記』や『論語』、『荘子』などを読むようになりました。当時、内容はあまり理解できなかったのですが、「何かスゴいことが書いてあって、自分は何かスゴいことに触れている」と気分は高揚したものでした。その後、紆余曲折を経て、蘇軾という人の詩に出会い、今も研究しているので、人生は何だか不思議なものだと感じています。

【学生へのメッセージ】

楽しいことはショート動画、難しいことはAIにきけばいいこの時代に、レ点や一二点などついた「春眠暁ヲ覚エズ」などという、つまらなさそうで難しいそうなものを読むのでしょうか。漢文や漢詩は、一つ一つの漢字に意味が凝縮されているので、なかなかスンナリとは読めません。どうしても、読むペースはゆっくりになります。このゆっくりさが、読む意味だと思っています。ショート動画もAIも速すぎて、なかなか自分の中に定着してくれません。ゆっくりと読み、納得できたときに、古典の言葉が自分の中に沁みていくのを感じます。その時の、難しさがほぐれ、つまらなさそうなものがおもしろいものに変わる感覚は、なんとも言えない快感があります。とはいえ、まだまだ勉学中の私は、いつも頭の上に「?」を浮かべながら読んでいます。ゆっくりと、「?」を浮かべながら、一緒に漢文漢詩を読んでみませんか。

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