教員紹介/Professor
教員紹介
澤田雅弘

こんにちは!
中国書道史の講義や、中国書道史を研究するゼミナールなどを担当しています。ゼミナールは、研究マインドの養成が目的で、学生のみなさんが中国の文献を読解する力を高め、研究に必要なツールに精通し、研究センスを磨けるように、授業しています。
中国書道史は、研究のためだけに必要なのではありません。書作を深めていくためにも必要です。書道史上のいろいろな問題に触れたり考えたりすることが、自己の書道観の形成に大きく作用するからです。もちろん、関心のある書跡や書人をより深く理解するために、中国書道史の研究が不可欠であることは、いうまでもありません。
担当ゼミ : 中国書道史演習
2年間で、(1)中国書道史に関わるテーマについて共同研究をし、成果を発表する、(2)学生各人が自分の研究テーマを決めて研究する、(3)中国書道史を研究するうえでの基本文献を読解する、の3つの内容を進めています。各人が研究している対象は、碑帖、書人、字体、書論などまちまちです。ちなみに2011年度卒業生の研究テーマは、書譜刻本間の問題、米芾の蜀素帖書法、漢字の活字デザイン、始平公造像記の刻面などです。また共同研究では、唐代徐氏一門書法をテーマに研究しました。
2011年度活動報告
論文 | ・「集王聖教序碑の湊合字跡及び展縮の可能性」大東書道研究第十九号(大東文化大学書道研究所)
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口頭発表 | 「北朝墓誌にみる特定刻法の伝播-刻法[002]について-」書学書道史学会第22回大会 於大東文化大学板橋校舎 10月13日 |
その他 | ・講演「〈筆法〉か〈刻法〉か―北朝墓誌にみる鐫刻工房と刻法伝播から―」現職教員研修 於東京学芸大学附属高等学校 12月18日
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