中国語学科ダブルディグリー留学中の学生たちが初めて中国での夏休みを迎えりました。キャンパスから離れ、みんなが中国の色々な町に行きました。今回は伊藤香里さんからの便りです。
ダブルディグリープログラムの伊藤香里です。
私はこの夏休みに、中国の大連とハルビンという都市へ旅行に行ってきました。旅行するきっかけは北京の暑さに耐えられずに、どこかで暑気あたりを避けようと思ったから。ちょうどハルビンに親戚も住んでいるから、住むところには困らないと思い、ハルビンに決まりました。
まず、ハルビンでは、松花江という大きな川のそばにある防洪記念塔を見学しました。「防洪纪念塔」はハルビン人にとってとても意義があるものです。この塔はハルビン市の人々が1957年に特大洪水を克服したことを記念するために建てられた、勝利を記録する勲章です。その後私は現地の飲み物「クワス」を初めて飲みました。ちょっとパンのような味がして、とても爽やかで美味しかったです。食事では、有名な「秋林里道斯」の赤いソーセージ(紅腸)を食べました。ぷりぷりした食感で、とても味が濃くて美味しかったです。

夏休みの半ばには大連に移動して、そちらに住んでいる親戚の家に遊びに行きました。久しぶりに会えて、とても楽しい時間を過ごしまして、また色んなお手伝いをしました。
大連ではまた、フォルクスワーゲン(大众汽車)の工場を見学する機会がありました。工場では、車が組み立てられていく様子を間近で見ることができました。すべての工程がきちんと管理されていて、部品が正確に組み合わされ、一台の車になっていく過程は本当に驚きました。工場の効率的な管理のやり方についても少し学べて、とても勉強になりました。
今は夏休みが終わって勉強に戻りましたが、夏休みの見学や各地に見学してきた知識をまた学習に活用できる程度です。かなり意義ある夏休みを過ごしました。