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ディプロマ・ポリシー

教育研究上の目的

国際関係学部はアジア諸地域を中心に、国際政治・経済・社会の課題を考え、また豊かな伝統と多様性に富むアジア諸地域の歴史・芸術・文化を学ぶことを通して、異文化を理解する心を育てるとともに、アジアの地域言語および英語の運用能力を身につけ、多文化共生の実現と広義の国際協力や国際交流に貢献できる人材の育成を目的とする。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

国際関係学部は、卒業に必要な単位を取得し、以下に示すような能力を備えていると認められる学生に、卒業の認定を行い、学士(国際関係または国際文化)の学位を授与する。

1.豊かな教養と専門的知識およびそれを活用する技能

  • アジア諸地域の歴史・政治・経済・社会・芸術・文化に関する基本的かつ広範な知識を修得している。
  • 異文化への理解を基礎に、特定の専攻分野に関する専門的知識を修得している。
  • 教育研究上の目標の実現に相応しい英語およびアジア言語の運用能力(コミュニケーション能力)を有している。

2.他者との共同による問題発見・解決能力と、それを支える思考・判断・表現力

  • 卒業論文等において、問題の発見・設定からその解決方法の提示にいたる一連の研究に取り組み、一定の成果をあげている。
  • 幅広い技術を活用して、さまざまな問題の発見・解決に必要な情報を収集・整理・分析できる。
  • リテラシーと批判精神を備えた文章表現や口頭表現、ディスカッションができる。

3.自律的学習者として学び続け、社会に貢献する意欲と能力、社会の担い手としての使命感

  • 生涯学習を視野に、専攻分野の学びをキャリア形成に役立てるために主体的かつ計画的に行動することができる。
  • 地域社会の一員としての倫理観と責任感をもって、背景や意見の異なる他者と協調・協働して問題解決にあたることができる。

4.本学の建学の精神や本学の理念に対する理解

  • 異文化理解や専攻分野に関する専門的な知識を基礎に、国際社会に生起する諸事象を多面的に考察し、自らの意見を論理的に構成することができる。
  • 国際社会の一員として、現代世界の諸問題と持続的に向き合い、多文化共生社会の実現に向けて行動する意欲を有している。