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学部長からのごあいさつ

もっとアジアへ、
そして世界へ
―実感と共感、豊かな想像力をともなったアジア理解教育―
国際関係学部長 岡本 信広

大東文化大学国際関係学部のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。学部長より、ご挨拶と学部の紹介をさせていただきます。本学部は1986年の創設以来、「アジア理解教育」をその活動の根幹に置いてきました。2006年には、本学部の「アジア理解教育の総合的取組」が、文部科学省の「特色ある大学教育支援事業(特色GP)」に選定されています。

 

1. グローバル化と多文化共生社会
 
私たちは,グローバル化と技術革新という社会変革の真っ只中にいます。世界の大都市であるロンドン,ニューヨーク,パリ,シンガポール,ドバイなどにおいては,すでに外国人の割合が高い多文化共生社会が形成されています。多文化共生社会は,異質な文化の交流によって新たな文化,製品,サービスを生み出し,社会を発展させる原動力とみなされています。
 
 
埼玉を含む東京首都圏においても,新宿区,荒川区などは外国人比率が10%を超え,多文化共生社会が進んでいます。優秀な外国人が都内のオフィスビルでIT関連の仕事をし,外国料理のレストランが増え,街のコンビニでも多くの外国人が私たちの生活を支えています。そして日本にいる外国人の多くはアジア出身の方々です。
 
 
2. 国際関係学部:グローバル社会で活躍する人材育成
 
私たちは,このような変化にどう対応していくべきでしょうか。グローバル化が進む社会に適応する人材育成のために,私たち国際関係学部の存在があります。
 
本学部は,「実感と共感,豊かな想像力をともなったアジア理解教育」を展開しています。英語を含むアジア地域の言語科目,アジアの政治・経済・社会・歴史・文化・芸術を学ぶ地域研究科目,そして学生皆さまが社会で活躍できるよう実務的な3つのクラスター科目群が用意されています。
 
とくに重要なのは,アジアを実際に体験する現地研修やインターンシップ,仲間と共同作業しながら作り上げるアジア・ミックス(アジアの料理祭),スピーチコンテスト,そして各種授業で展開されるアクティブラーニングです。
 
 
3. あなた自身の可能性を世界に広げ,共に未来を創りましょう
 
本学部は,これらのカリキュラムによって,数多くのアジア,世界で活躍する人材を輩出してきました。また,近年進んでいる日本の多文化社会化の中で,外国人との交流に怯え,排除するのではなく,外国人と共に,より良い日本を創る人材の育成にも本学部は,力を入れています。
 
私たち国際関係学部教職員は,未来ある学生が異文化を理解する心を育み、国際社会に貢献できるよう,全力で教育・研究に取り組んでおります。
 
 
大東文化大学国際関係学部長 岡本信広